4. ハクセキレイ(Motacilla alba)

 主に海岸や川の下流域に生息し、水辺を活発に歩きながら昆虫などの小動物を食べる。繁殖期にはつがいでなわばりを持ち、石の間や建物の隙間に営巣する。主に北日本で繁殖し、本州以南で越冬するが、近年繁殖地の南限が下がっており、関西地方まで繁殖分布が広がっている。上越市内でもかっては冬鳥として渡来したが、1960年代から個体数は増加し、現在では市街地でも繁殖するようになった。非繁殖期には夜間、多くの個体が集合して夜を過ごす集団ねぐらを形成する。ねぐらは橋桁、建物、街路樹が選ばれ、数千羽が集まる大きなねぐらもある。


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