1. サバ科 (Scombridae gen. et sp. indet.)

産地:妙高村悪水川上流 地層名:難波山層
 上越地域で、時代的に古い地層は、火打山、南葉山付近に分布する難波山層(約1400万年前~1000万年前)である。難波山層の泥岩は黒色を帯び、酸素の少ない状態で堆積したことを示唆している。こうした酸素の少ない海には海底にすむ底生動物に乏しく、このため死後着底した魚も底生動物の影響を受けず、そのままの形で化石になったものである。写真左側が頭部(目の位置がわかる)、右側が尾部である。


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