研究室紹介
| ゼミ生と談笑する川村先生(右) |
研究内容
日本美術史を専門とする結果、文化財の現地研究のために、文化庁や博物館と連携しながら日本中を調査してきた。中央では東大寺・醍醐寺の研究にかかわる仕事がライフワークだが、他方、「上越市史」の編纂をはじめ地域社会の仕事にも携わり、各地の教育委員会の仕事を支援してきた。大学では、美術史を担当する一方、博物館学を通した社会教育、生涯学習にも関わってきた。そのため、大学の改革の中では、総合学習の分野で、「地域課題研究」を担当している。既製の教科書から地域理解を当てはめるのではなく、逆に、身近な地域教材を活用して、その地域にしかないものから、その地域の文化、歴史、環境を分析することで「総合」にアプローチする方法を考えている。