初等社会科指導法
Social Studies Teaching in Elementary Schools

科目番号 3124 学期 前期 曜日・時限 月・2/
標準履修学年 学部3年 単位 L1・S1 履修方法 必修
専攻・コース C・D 教室 講202
科目区分 教育実践科目 各教科の指導法
担当教員 山本 友和・茨木 智志・志村 喬
備考
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
 社会科の特質を歴史的かつ構造的にとらえ,社会科の実践的研究のための基礎的かつ具体的な理解がえら
れることを目標とする。その目標を達成するために,社会科教育論(目標,理念,教材化),社会科思潮論
(社会科教育史),社会科授業論(認識論,体験的学習),現代社会科教育の問題点等を講ずる。また,地
理・歴史・公民的内容についての理解を踏まえて、小学校社会科の内容・教材について実践的検討を行い,
教材開発能力を培う。
履修条件・注意事項
 レポートや作業的学習にも積極的に参加すること。
授業計画・内容
1、 社会科教育論@(目標・理念,公民的資質)
2、 社会科教育論A(教科構造、社会科教育の課題と教材化)
3、 社会科思潮論@(社会科の成立と初期社会科)
4、 社会科思潮論A(昭和30年以降の社会科の変遷) 
5、 社会科授業論@(社会科における認識)
6   社会科授業論A(社会科での体験的学習)
7、 公民的内容とその教材化@ 
8、 公民的内容とその教材化A
9、 公民的内容とその教材化B
10、 歴史的内容とその教材化@ 
11、 歴史的内容とその教材化A
12、 歴史的内容とその教材化B
13、 地理的内容とその教材化@ 
14、 地理的内容とその教材化A
15、 地理的内容とその教材化B
成績評価の方法
 試験を行う。レポートや作業への取り組みも評価対象とする。出席も重視する。欠席時は書面で日時・
理由を報告すること。なお欠席はすべて欠席として処理するが、評価を出すときに理由を考慮する。
教科書・参考書
 山口幸男・山本友和編著『小学校社会科教育の探求』学芸図書,2001年
 『小学校学習指導要領 解説 社会編』