科目番号 | 3342 | 学期 | 前期 | 曜日・時限 | 火・4/ |
標準履修学年 | 学部3年 | 単位 | L2 | 履修方法 | 選択 |
専攻・コース | 教室 | 人208 | |||
科目区分 | 専門科目 専門科目 学校教育専修 学習臨床コース 教育方法臨床分野 | ||||
担当教員 | 藤田 武志 | ||||
備考 | |||||
履修条件 | 平成12年度以降入学者 |
私たちは、知らず知らずのうちに、特定の行動の仕方や考え方を「文化」として身につけて いきます。たとえば、知り合いと会ったらお辞儀をしますし、引っ越しをした人がご近所へ挨 拶にいくものだと考えています。意識するとしないとにかかわらず、このような「当たり前」 (=「文化」)によって、私たちの行動や考え方は枠づけられているのです。学校や教室にお ける行動の仕方や、教育に関する考え方も例外ではありません。 私たちが「当たり前」と考える行動の仕方や考え方が世の中で最善であるとは限りませんし、 地域や時代が違えば、私たちとは異なるやり方が「当たり前」であることもあるでしょう。し かし、「当たり前」の世界に閉ざされていると、私たちの「当たり前」が持っているかもしれ ない弊害や、私たちとは異なったやり方の可能性などを発見することがなかなかできないので す。 そこでこの授業では、私たちの行動や考え方を枠づけている「文化」についてとらえ直し、 学校の新しい姿を探究していきます。その結果、自分が受けてきた学校教育が「当たり前」で はないものとして見えてくるでしょう。
特にありません。
第1回〜第3回 イントロダクション・文化とはどのようなものか 第4回〜第14回 文化という視点から学校、教室、教師、学び、子育てなどをとらえる 第15回 講義のまとめ
出席状況とレポートで評価します。
講義のなかで必要に応じて指摘します。