国語学講読A
Readings in Japanese Linguistics A

科目番号 3412 学期 後期 曜日・時限 /木・4
標準履修学年 学部3年 単位 L2 履修方法 選択
専攻・コース 教室 人206
科目区分 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 言語系コース 国語分野
担当教員 未定
備考

 この授業は平成15年度以前入学者用となっている。
 平成16年度以後入学者は科目番号「2720」で履修登録すること。
 この授業に関する質問は、メールで
takamoto@juen.ac.jpまで。

履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標

 日本語について考える上でぜひ知っておかなくてはならない基礎的な用語・概念・分析記述方法について、その概略を講述する。

  • セクションTでは、日本語を伝達するための媒体である音声や文字に関係する問題を採り上げる。
  • セクションUでは、「語」の成り立ちと集積の問題について取り扱う。
  • セクションVでは、「文」の成り立ちとその構造に関わる問題について考察する。
  • セクションWでは、日本語の意味と運用の諸問題について考察を広げる。

 テキストの単なる購読に終わらせることのないよう、受講者にはセクションごとに具体的な分析作業を課し、随時、その成果を小レポートとして報告してもらう。

履修条件・注意事項

 2年次以上。一部、演習形式を取り入れる。

授業計画・内容
第1回導  入日本語研究の下位領域についての概念
第2回セクションT1. 音声学
第3回2. 音韻論(1) 分節音素
第4回3. 音韻論(2) 超分節音素
第5回4. 文字・表記論
第6回セクションU 1. 形態論
第7回2. 語構成論
第8回3. 語彙論
第9回セクションV1. 統語論(1) 語の統合関係
第10回2. 統語論(2) 句の再帰的構成
第11回3. 統語論(3) 節の結合と連鎖
第12回セクションW1. 意味論
第13回2. 語用論
第14回3. 社会言語学
第15回4. 認知言語学
成績評価の方法

 基礎的な用語・概念・分析記述方法の定着を図るため、セクションごとに課題レポートを課す。
 また、期末には、指定した日本語関係の図書を何冊か読んでもらった上で、記述式の試験を行う。

教科書・参考書

授業の中で指示する。
(指定テキストの他に、随時、日本語関係の図書を指定して読んでもらう)