
国語学講読C
Readings in Japanese Linguistics C
科目番号 |
3414 |
学期 |
後期 |
曜日・時限 |
/火・5 |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
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教室 |
人208 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
教科・領域教育専修 言語系コース
国語分野
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担当教員 |
野村 眞木夫 |
備考 |
オフィス・アワー(会議・出張時は除く、アポイントメントをとることが望ましい)
野村 眞木夫(火18:00〜19:00) |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
テーマ:「ピア活動による日本語の文章表現の実践的研究」
日本語の文章表現の構造と理論を,実践的な能力の修得とあわせて研究することを目的とする。
日本語による論証型文章の表現方法の修得とその表現の実践的な展開をおこなう。パラグラフ・ラ
イティングの修得を中核とする。論証型文章のテーマを選択し,そのテーマにかかわるレポートを作
成する過程において,ピア・レスポンスの活動を実践する。ワークシートによる検討をへて,レポー
トとしてまとめられた成果を発表することを最終段階とする。講義と受講者同士による検討・話し合
い(ピア活動)を組み合わせて授業を展開させる。授業計画は,使用する教科書の構成に概ねしたが
い,講義によってこれをおぎなうものとする。
履修条件・注意事項
ワークシートは教科書添付のものを使用する。
発表時にOHPあるいは Power Pointを使用するばあい,シートまたはパソコンおよびソフトウェア
は各自で準備すること。プロジェクタは,教員の側で準備する。
履修者の数を制限する場合があり,また履修者の人数により授業計画の一部を変更する可能性がある。
授業計画・内容
(1) 文章またはレポートの作成と発表の必要性(この授業の目的)
(2) テーマの選択と構想
(3) 文献調査・検索
(4) テーマの絞り込み
(5) アウトライン
(6) 文章の構成
(7) 文章展開の検討
(8) パラグラフの構造とその理解
(9) パラグラフの生成方法
(10) パラグラフの生成
(11) レポートの執筆
(12) 文献の引用方法と剽窃
(13) 文章のチェックポイント
(14)文章の点検
(15) 発表・レポート提出(資料の作り方など)
成績評価の方法
授業への参加状況とワークシート
レポートの発表・提出
部活動等で欠席する場合は,顧問教員等の捺印がある書面を提出すること。
教科書・参考書
教科書:大島弥生他(2005)『ピアで学ぶ大学生の日本語表現』ひつじ書房(\1,600)
参考書:石黒 圭(2004〜5)『よくわかる文章表現の技術 TUV』明治書院
佐久間まゆみ他(1997)『文章・談話のしくみ』おうふう
寺村秀夫他(1990)『ケーススタディ日本語の文章・談話』おうふう
木下是雄(1981)『理科系の作文技術』中央公論社
北尾謙治他(2005)『広げる知の世界』ひつじ書房