国文学講読A


科目番号 3418 学期 後期 曜日・時限 /金・2
標準履修学年 学部3年 単位 L2 履修方法 選択
専攻・コース 教室 人205
科目区分 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 言語系コース 国語分野
担当教員 下西 善三郎
備考  古語を理解するために必要な辞書を毎回持参すること。
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
『百人一首』を<読む>。テキストに、影印本『百人一首 宗祇抄』をもちい、版本文字の
解読、および注釈本文の内容読解をおこなう。生じた疑問点を発展問題として設定し、それ
について調査・研究をおこなうことを通じて、問題発見・解決学習を自ら実践すること、お
よび、教授能力の涵養・向上を目標とする。併せて、多数の他人の前で発表をおこなうこと
により、プレゼンテーション能力の涵養につとめる。
履修条件・注意事項
・変体仮名の読み方の初歩を習得していること。
・毎時、古語辞典を携帯すること。
・個人による発表形式でおこなう。
授業計画・内容
第1回  変体仮名の読み方、発表形式等について、説明する。
第2回  写本初歩演習。版本文字に慣れる。
第3回
 〜
第14回 テキスト本文を、各人の担当範囲として割り当てる。
      割り当てに従って、解読し、注釈本文の内容を読解、発表する。
            質疑応答をおこなう。
      的確に応えられるように、事前の準備をつくすこと。
第15回 筆記試験。
成績評価の方法
 出席を重視する。
 質問・意見等、授業への積極的参加を評価する。 学期末に試験をおこなう。
教科書・参考書
 教科書:吉田幸一編『影印本 百人一首抄<宗祇抄>』(笠間書院)
 参考書:講義中に指示する。