国文学講読B
Readings in Japanese Literature B

科目番号 3419 学期 後期 曜日・時限 /火・4
標準履修学年 学部3年 単位 L2 履修方法 選択
専攻・コース 教室 人205
科目区分 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 言語系コース 国語分野
担当教員 小埜 裕二
備考
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
 昭和や平成の各時代に発表された女性作家の文学テクストを読む。男性の性を基準につくられ
てきた明治以降のジェンダー(歴史的・社会的・文化的性差)秩序を文学テクストがいかに受けと
り、いかに変更していったかについて考える。フェミニズム批評やジェンダー理論の基礎的な知
識を学び、性差に対する理解力・想像力を養うとともに、テクストを一つ一つ丁寧に読み解く作
業をつうじテクストを読解する技能の習得を目指す。(今回は現代女性作家のテクストを中心に
読む。)
履修条件・注意事項
 あらかじめ当該作品を精読し、受講すること。
授業計画・内容
1 ガイダンス
2 川上弘美(以下、講読予定作家。テクスト名・講読の順序は授業中に指示する)
3 吉本ばなな
4 大庭みな子
5 岡本かの子
6 河野多恵子
7 富岡多惠子
8 向田邦子
9 津島佑子
10  江國香織
11 鷺沢萌
12 群よう子
13  柳美里
14  絲山秋子
15 まとめ 
成績評価の方法
レポート(400字詰原稿用紙7枚程度)を課す。出席状況、受講態度も成績評価の対象とする。 
教科書・参考書
プリントを配布する。