
倫理学文献講読
科目番号 |
3465 |
学期 |
後期 |
曜日・時限 |
/月・2 |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
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教室 |
人107 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
教科・領域教育専修 社会系コース
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担当教員 |
藤澤 郁夫 |
備考 |
漢和辞典、国語辞典などを座右にし、飽くことなく辞書をひく勤勉な学習態度を希う。 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
広い意味での古典の講読を通じて、人間の生き方を考える倫理学の学習に資するを希う。福沢諭吉の『学問のすゝめ』の講読を行う。
履修条件・注意事項
当番制を組むので、他の出席者に迷惑とならぬよう心がけて参加するように。
授業計画・内容
1,合本学問之勧序、初編、二編、端書 人は同等なる事。
2.三編 国は同等なる事、一身独立して一国独立する事。
3.四編 学者の職分を論ず。
4.五編 明治七年一月一日の詞。
5.六編 国法の貴きを論ず。
6.七編 国民の職分を論ず。
7.八編 我心をもって他人の身を制すべからず。
8.九編 学問の旨を二様に記して中津の旧友に贈る文。
9.十編 前編の続、中津の旧友に贈る。
10.十一編 名分をもって偽君子を生ずるの論。
11.十二編 演説の法を勧むるの説、人の品行は高尚ならざるべからずの論。
12.十三編 怨望の人間に害あるを論ず。
13.十四編 心事の棚卸、世話の字の義。
14.十五編 事物を疑って取捨を断ずる事。
15.十六編 手短く独立を守る事、心事と働きと相当すべきの論、十七編 人望論。
成績評価の方法
当番時の予習実績にて評価する。
教科書・参考書
参加希望者は岩波文庫版、福沢諭吉著『学問のすゝめ』を各自用意のこと。