
社会科・公民科指導法
Teaching of Social Studies and Civics in Secondary School
科目番号 |
3472 |
学期 |
後期 |
曜日・時限 |
/月・4 |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
|
教室 |
人202・人203・人204 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
教科・領域教育専修 社会系コース
|
担当教員 |
山本 友和 |
備考 |
|
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
中学校社会科公民的分野並びに高等学校公民科のねらいと内容・方法について理解を図った上で,中等社会科・公
民教育の現状と問題点を検討し,社会認識形成のあり方並びに公民意識を確立するための方策について総合的に把握す
ることをめざす。
また,実地調査や文献研究などをもとに,中学校公民的分野並びに公民科の内容・教材について実践的検討を行い,
中等社会科・公民科教師としての教材開発能力を培う。
履修条件・注意事項
中学校社会科免許状,高等学校公民科免許状の取得を希望する者は,必ず受講すること。
第4回以降の内容・テーマは,2年次開講の社会科・公民科教育学基礎での学習成果をもとに,変更・決定する。
授業計画・内容
1.オリエンテーション,中等社会科・公民教育の構造
2.社会科・公民教育のねらいと内容構成・その1
3.社会科・公民教育のねらいと内容構成・その2
4.情報化社会の教材化,教材開発
5.国際理解・異文化間・多文化教育における教材開発
7.環境教育における教材開発
8.平和教育における教材開発
9.人権教育における教材開発
10.福祉教育における教材開発
11.経済・消費者教育における教材開発
12. 政治教育における教材開発
13.中等社会科・公民科の実践的検討(その1)
14.中等社会科・公民科の実践的検討(その2)
15.中等社会科・公民科の実践的検討(その3)
成績評価の方法
研究テーマに関するレポートと相互検討への取り組みを中心として評価する。出席を重視する。
教科書・参考書
日本公民教育学会編『公民教育の理論と実践』第一学習社,1992
山本友和『多文化のなかでの教育ーオーストラリアの社会科に学ぶー』スターツ出版,1997