代数学と探究過程
Algebra and research process

科目番号 3474 学期 前期 曜日・時限 木・4/
標準履修学年 学部3年 単位 L1・S1 履修方法 選択
専攻・コース 教室 人213
科目区分 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 自然系コース 数学分野
担当教員 中川 仁・高橋 等
備考 平成17年度以前入学者用
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
講義の前半は中川が担当する.内容は,有理数と無理数の基本的性質を解説し,
代数的数の有理数近似と超越数の構成まで講義する.
後半は高橋が担当する.前半の内容を踏襲しつつ,代数に関連する算数・数学の教材における
児童・生徒の探究過程に焦点を当てて解釈する.
履修条件・注意事項
授業計画・内容
1〜7回
・ユークリッドの互除法 ユークリッドの互除法を用いて最大公約数を求める方法を解説する.
応用として,1次不定方程式の解法を述べる.
・合同式  合同式の基本的性質について述べ,フェルマーの小定理,
有理数の小数展開について解説する.
・無理数 無理数の連分数展開について解説する.
・代数的数と超越数 代数的数の有理数による近似について解説し,超越数を構成する.
8〜14回
・1〜7回で扱った内容と算数・数学教材との関連を探究する.
・算数の数と計算および量と測定の教材における児童の探究過程を解釈する.
・中学校数学の数と式の教材における生徒の探究過程を解釈する.
・高校数学の代数的教材における生徒の探究過程を解釈する.
成績評価の方法
出席とレポートによる.
教科書・参考書
なし