科目番号 | 3489 | 学期 | 前期 | 曜日・時限 | 木・3/ |
標準履修学年 | 学部3年 | 単位 | L2 | 履修方法 | 選択 |
専攻・コース | 教室 | 自402 | |||
科目区分 | 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 自然系コース 理科分野 | ||||
担当教員 | 下村 博志 | ||||
備考 | |||||
履修条件 | 平成12年度以降入学者 |
分析化学は化学の中でも基礎的な分野であり,中でも溶液内における各種の化学反応を理解し, その反応を定量的に考察することは化学の基本を学習する上でも大切なことと考えられる。そこで 本講では,酸塩基反応、錯形成反応,沈澱生成反応や酸化還元反応などの、化学反応に基づく分析 方法を中心に論じる。又物理的分析方法についても概観するとともに、環境理解/環境測定における 化学分析の役割などについても理解を深める。
化学を履修していること。
主に次の内容を取り扱う。 化学分析の意義と実際(化学的環境測定、各種環境関係法規と公定分析法) 化学分析の要素(正確さ、精度、感度) 化学分析の方法(化学的分析法と物理的分析法) 分析目的物質 -イオンや分子の実態- 酸塩基反応とその分析への応用(中和滴定) 沈澱生成反応とその分析への応用(分離、沈澱滴定) 錯形成反応とその分析への応用(キレート滴定、吸光光度法、溶媒抽出) さまざまな機器分析手法
レポートと試験成績による。
授業実施時に指定する。