地圏環境進化学


科目番号 3496 学期 前期 曜日・時限 金・3/
標準履修学年 学部3年 単位 L2 履修方法 選択
専攻・コース 教室 自602
科目区分 専門科目 専門科目 教科・領域教育専修 自然系コース 理科分野
担当教員 天野 和孝
備考
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
地圏環境が時代と共に変化していくことを認識することは環境教育を考える上で重要なことで
ある。ここでは地質時代の環境(古環境)を解析する方法について述べる。こうした方法で解析
された古環境の変動とその要因、生物界の変遷について詳述する。
履修条件・注意事項
特になし
授業計画・内容
1〜15回

1. 堆積物と堆積作用
 1-1 堆積作用
 1-2 堆積物

2. 堆積構造

3. 地質構造
 3-1 走向・傾斜と不整合
 3-2 断層
 3-3 褶曲
 
4. 化石の分類
 4−1 種の定義
 4−2 高次分類群
 4−3 命名規約

5. 地質年代
 5−1 示準化石と相対年代
 5−2 放射性同位体と絶対年代

6. 古環境解析法
 6−1 堆積相解析
 6−2 示相化石と古生物学的解析

7. 古環境変動と生物の変遷
 7−1 古気候変動とプレート・テクトニクス
 7−2 先カンブリア時代の生物
 7−3  古生代の生物
 7−4  中生代の生物と海洋変革
 7−5 新生代の生物と日本列島
成績評価の方法
レポートで評価する
教科書・参考書
間嶋隆一・池谷仙之 著 古生物学入門 朝倉書店