
彫塑表現 II
Sculpture II
科目番号 |
3519 |
学期 |
後期 |
曜日・時限 |
/木・3, 木・4 |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
P2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
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教室 |
美103 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
教科・領域教育専修 芸術系コース
美術分野
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担当教員 |
松尾 大介 |
備考 |
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履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
「彫塑表現1」で得た諸能力を出発点として、より高次な彫塑における立体感覚力および立体表現能
力の伸展を図る。自然の造形である人体を,一つの造形体の典型として観察,考察し,制作する。基
礎的造形の出発点として頭像を制作する。生活体としての人間をモチーフにして,彫塑という物体に
変化させる時,必要となる造形上の問題点を認識し,その表現法を追求する
履修条件・注意事項
「彫塑表現1」を履修した者。
授業計画・内容
第1回〜2回
ガイダンス。学生がお互いの顔を観察、デッサン開始。制作の構想をねる。それぞれのデッサンをもとに心棒の作成。
第3回〜8回
モデルを用いて制作開始。粘土付けなど注意。作品の組み立て,動き・バランスなど各自の制作作
品について,基礎的な指導と,それぞれの持ち味を生かす指導を行う。
第9回
粘土での制作を終わりにして、石膏取りについての説明。
第10〜14回
石膏取り実習(雌型・流し込み・割り出し・雄型・直付け・修正・完成。
第15回
「彫塑表現モデル実習」で行われる人体制作へつながるように、基礎的な思考と技法の説明。
成績評価の方法
塑造による頭像制作に必要な心棒制作の技法および的確な粘土付けの能力を習得したか。人間の観察
を通して自然の造形物の存在感を捉えることができたか。量・塊・面・均衡等を理解したかをみる。
教科書・参考書
特に指定はしないが、彫刻作品集などを目にすること。