
栽培実習
Horticultural Practice
科目番号 |
3560 |
学期 |
前期 |
曜日・時限 |
水・3/ |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
P1 |
履修方法 |
必修 |
専攻・コース |
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教室 |
北陸研究センター |
科目区分 |
専門科目
専門科目
教科・領域教育専修 生活・健康系コース
技術分野
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担当教員 |
山崎 貞登 |
備考 |
平成16年度以前入学者用。
受講希望者は栽培実習オリエンテーションに必ず出席すること。 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
中央農業総合研究センターの北陸研究センターで主に扱っている稲を中心に,その一般栽培法
や試験研究で行なっている各種調査法等を学ぶ。水稲栽培に関しては,播種や移植作業の実習を
行ないながら,主要生育ステージで生育調査等を通じて,稲の生育推移を把握する。また,土壌
実習や病害実習を通して,土壌の管理や病害虫の発生実態の把握等の作物栽培に関わる管理技術
も修得する。
履修条件・注意事項
水田等での実習が主体となるため,多数の受講は困難である。受講人数は20名程度とする
予定である。
授業計画・内容
1.オリエンテーション:講師顔合わせ,研究センター内施設等見学
2.栽培実習(1):水稲播種作業,(育苗箱への培土充填,種もみ播種,出芽器への搬入等)
3.稲のバイテク:稲におけるバイオテクノロジーの研究,ゲノム研究の紹介
4.農業気象実習(1):農業気象研究について(地球環境と農業)
5.農業気象実習(2): 〃
6.水田農業の現状と課題:水田農業経営の概要(担い手,需要動向,生産コスト等)
7.栽培実習(2):水稲移植作業(苗観察,田植機や手植えによる移植作業等)
8.栽培実習(3): 〃
9.土壌実習:水田と畑の土壌の違い(土の水分,酸欠状態等の調査・観察)
10.病害実習(1):水田の病害発生状態調査(稲病害,病原菌,発生調査法等を含む)
11.病害実習(2): 〃
12.機械作業実習:水田作における機械作業(機械作業一般論,最新機械の紹介,運転実習)
13.虫害実習:水田の虫害発生実態調査(調査法,発生実態の講義等を含む)
14.稲育種実習:水稲調査(水稲育種研究の現状の講義等を含む)
15.栽培実習(4):水稲育成調査(収穫期調査法,刈り取り作業等)
成績評価の方法
出席回数及び受講修了後に課す800字程度のレポートの提出結果とを総合して評価する。
教科書・参考書
必要としない。