国語学（日本語学）の各専門領域について，個別の問題を設定し，具体的な資料を収集・作成
して研究するための基礎的な知見と能力を身につけることを目標とする。想定する専門領域は，
語彙論，意味論，文法論，語用論，文章論，談話論などとし，各領域の専門論文・専門書の講読
とレヴューとを中軸として授業を展開する。国内で発表された文献のみならず，海外の文献も視
野にいれ，これらを取りあげることで研究史を整理し，一定の研究水準に到達し，研究方法と分
析の基礎学力を養成する。

国語学講読または国語学演習を修得していること。

１〜１５回

�@　国語学・日本語学・言語学の研究領域の認識
�A　方法論の認識
�B　語彙論・意味論・文法論・語用論・文章論・談話論などの領域設定と選択
�C　問題の整理と研究の現状把握
�D　各領域の研究の水準と方法論
�E　研究方法の提示と検討
�F　資料の提示
�G　資料の内在する問題の提起
�H　分析と検討

出席状況，レポートまたは筆記試験による

教室で指示する。