
実践セミナー I 「数学」
Practical Seminar on Teaching and Learning Mathematics I
科目番号 |
3813 |
学期 |
通年 |
曜日・時限 |
金・3/金・3 |
標準履修学年 |
学部3年 |
単位 |
S2 |
履修方法 |
必修 |
専攻・コース |
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教室 |
講202 |
科目区分 |
専門科目
実践セミナー
教科・領域教育専修 自然系コース
数学分野
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担当教員 |
黒木 伸明・森 博・溝上 武實・中川 仁・岩崎 浩・高橋 等・谷川 智幸・岡崎 正和 |
備考 |
事前に配布される資料を熟読し,自分の意見をもって授業に望むこと。 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
算数・数学の実践上の問題や「こだわり」を大学院生と一緒に検討し,マイクロティーチング
により具体化する。受講者は,主に生徒役という立場で参加し,算数・数学の教材開発・授業実
践・授業のプロトコル分析及び反省的検討・教材の数学的発展に関する考察を行う。
本授業の目標は,大学院生を中心とする算数・数学教材開発のサイクルに,主に生徒の立場で
参加することで,(1)算数・数学の教材開発の具体的プロセス,(2)授業(授業者,子ども,教材)
のもつ力動性,(3)プロトコル分析を中心とした授業の反省的検討方法,(4)教材の背後にある数
学に着目する方法について体験的に理解し,教育実践力の基礎を養うことである。
履修条件・注意事項
特になし。
授業計画・内容
大学院生,学部生からなる数名のグループに分かれて,研究テーマを教師役・生徒役でマイク
ロティーチングにより具体化する。テーマごとに事前の検討会,授業実践の発表およびその検討、
事後検討会を行う。
講義の前半は,マイクロティーチングに基づく算数・数学の教材開発とその反省的検討を行い,
後半では,その教材の基盤にある数学に着目し,数学的背景・発展の検討を行う。
授業の日程:
1 オリエンテーション
2〜4 教材のアイディアの検討
5〜7 授業の実施及びそのプロトコル分析
8〜12 教育実践の反省的検討会
13〜15 数学的背景・発展の検討会
成績評価の方法
出席状況,受講態度および実践発表の内容を総合して評価を行う。
教科書・参考書
適宜紹介する。