
学習と相互行為
科目番号 |
4309 |
学期 |
後期 |
曜日・時限 |
/木・2 |
標準履修学年 |
学部4年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択・必修 |
専攻・コース |
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教室 |
人213 |
科目区分 |
専門科目
専門科目
学校教育専修 学習臨床コース
学習過程臨床分野
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担当教員 |
布川 和彦・朝倉 啓爾 |
備考 |
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履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
子どもの学習を考察するための一つの視点として相互行為をとりあげる。子どもたちの学習が
成立する過程を、子どもと教師の相互行為、あるいは子どもどうしの相互行為という視点から
検討するとともに、支援の改善についても相互行為の視点から考察していく。ビデオの視聴な
どを通して具体的な事例について相互行為という点から議論・検討することも行いたい。
履修条件・注意事項
平成12年度以降入学者。
なお、講義の中で受講者の事例をもとに議論・検討を行う場合があるので、教育実習などに
おける子どものやりとりに関わり記録を残してあることが望ましい(様式は問わない)。
授業計画・内容
第1回 学習場面に現れる相互行為
第2回〜第6回 子どもと教師との相互行為と学習
(子どもと教師との関わりに焦点を当て、子どもの反応が教師とのやりとりの中で生じてくる
ことを検討するとともに、支援の改善についても相互行為という視点から考察を加えていく。)
第7回〜第11回 子どもと子どもの相互行為と学習
(子どもと子どもによる相互行為を取り上げ、どのようなやりとりの中で子どもたちの学習が
成り立っていくのかを考えるとともに、そうした学習を成り立たせる相互行為を支える要因に
ついても考えていく。)
第12回〜第14回 具体的な学習場面の相互行為という視点からの検討
(第11回までに検討してきた相互行為という視点を踏まえて、実際の学習場面を相互行為とい
う視点から検討したときにどのようなことが見えてくるかを、受講者を含めた討議により実践
してみる。)
第15回 まとめ
成績評価の方法
レポートおよび講義中の発表や議論への参加による
教科書・参考書
適宜参考図書を紹介する。