
数学学習過程論
科目番号 |
4312 |
学期 |
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曜日・時限 |
/ |
標準履修学年 |
学部4年 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
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教室 |
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科目区分 |
専門科目
専門科目
学校教育専修 学習臨床コース
学習過程臨床分野
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担当教員 |
布川 和彦・高橋 等 |
備考 |
休講 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
数学の授業を行うにあたっては、扱われる数学の内容の特性と、その内容に対する
生徒の理解の仕方や理解の道筋の、二つの面を考慮に入れる必要がある。この講義に
おいては、中学校数学科において扱われる内容を中心に、それらの特性とそれらに
対する生徒の理解のあり方を、授業の様子の紹介を織りまぜながら、考えていく。
あわせて、生徒の学びを支えるような課題や活動についても検討していきたい。
履修条件・注意事項
特になし
授業計画・内容
・数と文字式に関わる内容の特性とその理解
−数の体系の拡張とその認識
−文字式による表現や論証の意義
−文字式の構造的理解
・数量関係の内容に関わる特性とその理解
−表現からモデルとしての関数へ
−不確かな事象についての数量関係
−数学的モデル化の関わり
・図形の内容に関わる特性とその理解
−論証の役割
−図形の認識と論証
成績評価の方法
講義後のレポートに加え、講義中の課題への取り組みも評価に際し考慮する。
教科書・参考書
文部省. (1999). 中学校学習指導要領解説:数学編. 大阪書籍.
岡本光司ほか. (1998). 生徒が「数学する」数学の授業. 明治図書.