国文学応用セミナー
Applied Seminar on Japanese Literature

科目番号 4717 学期 通年 曜日・時限 金・5/金・5
標準履修学年 学部4年 単位 S4 履修方法 選択
専攻・コース 教室 人207
科目区分 専門科目 専門セミナー 教科・領域教育専修 言語系コース 国語分野
担当教員 下西 善三郎・小埜 裕二
備考
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
 さまざまな研究が,<文学研究>の名のもとにこころみられている。さだまった方法がある
ようでいながら,個々の具体を論ずるにあたっては,個々にもっとも適した「方法」が模索的
にこころみられているのが,現状である。本科目では,作家論・作品論を主軸にすえながら,
いくつかの代表的なアプローチのしかたを提示し,受講者が具体に即して最適の研究方法を発
見し,長文レポートへとまとめあげてゆく実際的な修練をつむことを目標とする。
履修条件・注意事項
 国文学分野(古典文学,近代文学)を専攻する学生が受講すること。
授業計画・内容
1.近代文学研究の進め方1  
2.近代文学研究の進め方2  
3.卒業研究の進め方     具体例:(1) テクスト 討議1
4.テーマの選び方          (2)    〃      討議2
5.資料の調査・収集の方法      (3)    〃      問題点の解決1
6.テクスト論とは何か        (4)    〃      問題点の解決2
7.論文のまとめ方          (5)    〃      問題点の解決3 
8 古典文学研究論文講読1 古代文学研究論文 講読 質疑・応答
9   〃       2 中世文学研究論文 講読 質疑・応答
10  〃       3 近世文学研究論文 講読 質疑・応答
11 古典文学の視点1 上代文学の研究視点 万葉集
12  〃     2 中古文学の研究視点 伊勢物語・大和物語
13  〃     3 中世文学の研究視点 方丈記
14  〃     4 近世文学の研究視点 近松門左衛門
15 古典文学論文のまとめ方    文献引用、注、論理。
成績評価の方法
各回ごとに提出されたレジュメ、発表内容、まとめのレポートにより評価する。
教科書・参考書
上記授業内容で使用する各テキストを各人で用意すること。