
実践セミナー II 「数学」
Practical Seminar on Teaching and Learning Mathematics II
科目番号 |
4811 |
学期 |
通年 |
曜日・時限 |
金・4/金・4 |
標準履修学年 |
学部4年 |
単位 |
S2 |
履修方法 |
必修 |
専攻・コース |
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教室 |
講202 |
科目区分 |
専門科目
実践セミナー
教科・領域教育専修 自然系コース
数学分野
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担当教員 |
黒木 伸明・森 博・溝上 武實・中川 仁・岩崎 浩・高橋 等・谷川 智幸・岡崎 正和 |
備考 |
事前に配布される資料を熟読し,自分の意見をもって授業に望むこと。 |
履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
算数・数学の実践上の問題や「こだわり」を大学院生と一緒に検討し,マイクロティーチング
により具体化する。受講者は,主に数学的視点の提供者という立場で参加し,算数・数学の教材
開発・授業実践・授業のプロトコル分析及び反省的検討・教材の数学的発展に関する考察を行う。
本授業の目標は,大学院生を中心とする算数・数学教材開発の一連のサイクルに,主に数学的
視点の提供者の立場で参加することで,(1)算数・数学の教材開発の具体的プロセス,(2)授業(
授業者,子ども,教材)のもつ力動性,(3)プロトコル分析を中心とした授業の反省的検討方法,
(4)教材の背後にある数学に着目する方法について体験的に理解しすることである。特に,(4)に
力点をおきながら,数学の視点から教育実践をみる力の基礎を養う。
履修条件・注意事項
実践セミナーI「数学」を受講していること。
授業計画・内容
大学院生,学部生からなる数名のグループに分かれて,研究テーマを教師役・生徒役でマイク
ロティーチングにより具体化する。テーマごとに事前の検討会,授業実践の発表およびその検討、
事後検討会を行う。
講義の前半は,マイクロティーチングに基づく算数・数学の教材開発とその反省的検討を行い,
後半では,その教材の基盤にある数学に着目し,数学的背景・発展の検討を行う。
本講義の受講者は,特に,後半の数学的背景・発展において,担当教官の指導の下,プレゼン
テーションを行う。
授業の日程:
1 オリエンテーション
2〜4 教材のアイディアの検討
5〜7 授業の実施及びそのプロトコル分析
8〜12 教育実践の反省的検討会
13〜15 数学的背景・発展の検討会
成績評価の方法
出席状況,受講態度および実践発表の内容を総合して評価を行う。
教科書・参考書
適宜紹介する。