
障害児教育学論
科目番号 |
5302 |
学期 |
前期 |
曜日・時限 |
金・1/ |
標準履修学年 |
大学院 |
単位 |
L2 |
履修方法 |
選択 |
専攻・コース |
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教室 |
人205 |
科目区分 |
専攻科目
専門科目
障害児教育に関する科目
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担当教員 |
齋藤 一雄 |
備考 |
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履修条件 |
平成12年度以降入学者 |
授業概要・目標
障害児や障害児をとりまく人々の思いや願い、先達の教育実践者の経験などから、
障害児教育学について学び、障害児教育に係わる教師や学校のあり方について考える。
また、歴史的な変遷を見ながら、今後の障害児教育の進むべき方向性を考える。
履修条件・注意事項
特になし
授業計画・内容
第1,2,3回:障害児の家族から学ぶ、障害児から学ぶ
「どんぐりの家」「親のこころ、子のこころ」「自閉症だった私へ」「育む」
などの文献や映像を教材として、障害児やその周囲の問題について考える
第4,5,6回:障害のとらえ方とバリアフリーについて考える
「国際生活機能分類」「サラマンカ宣言」「バリアフリー調査」「小・中学校
の特別支援の現状」などをとおして、障害やバリアフリーについて考える
第7,8,9回:障害児の就学と卒業後、個別の支援計画について考える
「学校教育法施行規則」「就学指導委員会」「進路指導」「個別の支援計画」
などを具体的にみていくことによって、障害児の就学や卒業後を考える
第10,11,12回:先達の教育実践者から学ぶ
「ゲラン夫人」「サリヴァン先生」「特殊学級担任教師」「金言集」「初任者
研修Q&A」などの文献や映像を教材として、教師の在り方について考える
第13, 14, 15回:外国の障害児教育から学ぶ、今後の特別支援教育の在り方を考える
「スコットランドの小さな学校」「海外教育視察より」「今後の特別支援教育
の在り方」などの文献や映像を中心に、今後の学校教育について考える
成績評価の方法
授業への出席状況とレポート、レポートをもって総合的に評価する。
教科書・参考書
山本おさむ「どんぐりの家」小学館、その他、講義の中で示す。