言語障害児指導法


科目番号 5331 学期 後期 曜日・時限 /火・2
標準履修学年 大学院 単位 L2 履修方法 選択
専攻・コース 教室 障害児教育実践センター
科目区分 専攻科目 専門科目 障害児教育に関する科目
担当教員 丸山 昭生
備考
履修条件 平成12年度以降入学者

授業概要・目標
 言語を中心としたさまざまなコミュニケーション障害について,その発見と問題理解について
概説する。更に、障害種別に、その検査や評価、指導の進め片等について具体的に講述し、臨床
技能の習得にも努める。
履修条件・注意事項
 特になし
授業計画・内容
 15回の授業を通して以下の内容について講述する。

○言語障害とは
○言語の発達の過程
○言語障害教育の意義と原理
○言語障害教育に必要な基礎領域(音声学、心理学、医学、聴能学等)
○言語障害の発見と評価(構音障害、吃音、言語発達遅滞、難聴、口蓋裂等)
○主な言語障害の指導(障害種に応じた指導計画や指導の実際)
  ・構音障害の指導(構音検査、構音指導の進め方)
  ・口唇口蓋裂の指導(口蓋裂とは、口蓋の機能、口蓋裂児のもつ問題、医学的治療の流れ、
   言語指導の進め方)
  ・吃音児の指導(吃音とは、吃音の特徴的な症状、吃音の進展、成人の吃音、吃音児の指導
   方法ー言語環境の整備、遊戯療法、斉読法、DAF、併用等)
  ・言語発達遅滞児の指導(言語発達検査、母親指導、INREALによる指導、補助代替手段等)
○言語障害通級指導教室の経営
成績評価の方法
 授業への出席状況とレポート等をもって総合的に評価する。
教科書・参考書
 特になし