ボランティア体験の成果と課題
ボランティア体験の成果と課題
活動の様子
(1)体験事業所
- 上越市教育委員会
- 上越青少年文化センター
- 妙高市教育委員会
- わくわくランドあらい
- 国立乗鞍青少年交流の家
- 信州高遠青少年自然の家
- 国立妙高青少年自然の家
- 上越市立高田図書館
- 上越市立公民館高田地区館
- 社会福祉法人さくら園
- NPO法人マミーズ・ネット
(2)平成23年度履修者数
- 履修登録者数198人(学部1年:165人,学部2年:32人,学部3年:1人)
- 単位取得者数171人(学部1年:157人, 学部2年14人)
(3)学内講習会の概要
第1回認定講習会(4月20日)
- ボランティアの意義について(石野教授)
- ボランティア体験談(2年生1名,3年生1名)
- 危機管理にかかわる注意
講義及び体験談により,ボランティアに対する意欲を高めた学生が多かった。
第2回認定講習会(4月27日)
各事業所から,ボランティアとして参加できる活動について説明していただいた。一つの事業所が5分と時間が少ない中,ポイントを押さえて分かりやすく説明していただいた。
その後,場所を分けて20分間の質疑応答の時間をとった。何を聞けばよいのか分からなかった学生が多く,質問せずに終わった学生も多かった。
第3回認定講習会(5月18日)
各事業所の方々から,それぞれの参加者に対して,次の点の確認と打合せを行った。
(参加者連絡先,活動日程,連絡方法,交通方法,持ち物)
第4回認定講習会(6月1日)
上越市教育委員会生涯学習課の担当者より,ボランティアを受け入れる側として,学生にどのような態度で臨んで欲しいのか等の講話をいただいた。
ボランティア体験中間交流会(8月31日)
互いの体験を語り合い,ボランティア体験のよさや学びを自覚するとともに,今後の活動への見通しを持つことをねらいとした。
6~7人ずつ30グループを作り,5会場で行った。
ボランティア討論会(平成23年1月11日)
互いの体験を語り合い,ボランティア体験のよさや学びを自覚するとともに,今後の学生生活の課題のいくつかを明確にすることをねらいとした。
中間交流会と同じように,6~7人ずつ30グループを作り,5会場で行った。ただし,メンバーは異なるようにした。
(4)成果と今後の課題
ボランティア支援室の設置
今年度、ボランティア支援室を設置し、ボランティアコーディネーターなど2名を配置した。
各事業所との連絡、講師への依頼、学生への連絡など、迅速かつ丁寧な対応をすることができた。また、学生の活動状況を把握することができ、学生指導に役立てることができた。
今後も、きめ細かな対応と学生の活動状況の把握に向けて、ボランティア支援室をより一層活用していく必要がある。
マナー向上講習会の実施
学生の参加マナー向上のため、第1回認定講習会で危機管理について、第4回認定講習会では上越市教育委員会生涯学習課の担当者からご講演をいただいた。1年間、事故なく活動を終えることができた。
今後もより一層の参加マナー向上に向けて、講習会を実施していく必要がある。