引用文献の書き方

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引用文献の並び順

 引用文献は,著者の姓のアルファベット順に配列する。

・共著のときは筆頭著者の姓の順
筆頭著者が同一なら第2著者の姓…というふうに続いていく。

・同一著者の文献は出版年順に配列する
同じ出版年のものが複数あるときは,1980a,1980b のようにアルファベットをつけて区別する。本文中の引用部分でも同一のアルファベットを用いて出典を区別する。

・同じ筆頭著者の単著と共著は,単著が優先される

・共著の中では共著者数の少ないものが先
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2行以上にわたるとき

 ひとつの文献が2行以上にわたるときは,2行目以後は左端を全角2文字分字下げして書く。

【例】
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雑誌論文

 雑誌論文の場合,記載する情報は次の通り。

【例】
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巻・号の扱い

 多くの雑誌では,○巻,○号というシステムになっているが,一般的には巻数のみ記載し,号は示さなくてよい。これは,たいていの場合ページが巻ごとの通しページになっていて,号を示す必要性がないからである。紀要や一般向けの雑誌(月刊誌)など,まれに号ごとにページがふってある場合があるが,その際は,号数も書いておく。書式は,「巻(号)」のように括弧内に号数を書く。号数の部分は,ボールド体にしない。

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外国雑誌の論文

【例】
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書 籍

 書籍の場合,記載する情報は次の通り。

【例】
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外国の書籍

 書名は最初の1文字だけ大文字を用い,他はすべて小文字で書く。イタリック体で書く。

【例】
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編集書の場合

 著者名のあとに,(編)または外国語文献では(Ed.;編者が複数の場合はEds.)を付す。

【例1】
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【例2】
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 ただし,編集書は引用元として不正確なので,編集書を単独で引用文献とするのは望ましくない。次の「一部を引用するとき」と組み合わせて,実際に引用している部分の著者を明示すべきである。

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書籍の中の一部を引用するとき

 複数の著者によって書かれた本の特定部分を引用するときは,その部分を誰が書いたかを明確にするため,章節レベルでの著者を明らかにして引用する。その場合の書式は次の通り。

【例1】
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【例2】
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翻訳書

 翻訳書の書式は次の通り。

【例】
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修士論文

 修士論文等の学位論文を記載するときは,「未公刊資料」であることを明示する。

【例】
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