研究の経緯
タイトル
 ともかく、出発するまでにかなりの事務処理を要する事項があり、田部教官と小生との間で話し合いを重ねながら米国での滞在日程、予算を決めてゆくのに多大な時間とエネルギーを浪費したことを特筆しておかなければならない。全体行動の他、5班から成る班行動を取ったのも、各参加者の興味・関心にできるだけ合わせるためであった。その際、社会科における米国理解を柱にしたことは言うまでもない。しかしながら、旅行案内等を読んで来てここは是非訪れておきたい箇所であると主張されると全てを却下するわけにもゆかず、ある程度は認めることにした。最終地のニューヨークについては初めての者と、すでに訪れたことのある者では微妙に温度差があり、訪問地をめぐっても一致することはむずかしいと判断した。従って、班行動を解体し、2〜3人の新たなグループ行動に切り換えた。交通費・食費は班長がまとめて払うことにしており、個別行動に絞った時の会計が複雑になったが、この点はメンバーを交換して何とか切り抜けることができた。
 最後に、訪米団の事務分掌について述べると、次の通りである。 (敬称略)
訪米団長 加藤  章 副委員長 池内 正幸
委員長 大嶽 幸彦 事務局長 田部 俊充
 以上の4名は訪米団の統率、公式訪問時の挨拶、経理、部屋割を担当した。他に、次の係を置いた。
庶務係 加藤、大嶽、田部、大島
諸会合企画・立案、土産、レセプション、収集運搬分担計画
会計係 大嶽、池内、田部、寺田、秋山
共通経費額の決定、レシートの収集、整理
渉外係 田部、麻田、大島、池内、姉崎、津野
調査先等外部との連絡及び調整、手続き等の取りまとめ、進行係との調整
進行係 大嶽、渡辺、志村
人員把握、点呼、荷物の確認
写真係 釜田、佐山
全体行動の場面の写真及びビデオの撮影、焼き増し、発送、ダビング
記録係 田尻、川村
全体行動の際の記録用紙の作成、配布及び回収、整理、担当者への発送
 なお、班構成は次の5つのグループとした。
A班 大嶽(委員長・会計担当) 志村、渡辺
B班 加藤(団長) 池内(副委員長・会計担当) 釜田、佐山
C班 秋山(会計担当) 田尻、津村
D班 寺田(会計担当) 姉崎、川村
E班 田部(事務局長・会計担当) 麻田、大島