中学校2年生社会科 地理的分野
東京とサンフランシスコの比較
―ティーム・ティーチングを導入した授業―
上越教育大学・院  社会系 M2
(中野区立北中野中学校) 佐藤洋

(1)新学習指導要領との関係
新学習指導要領地理的分野の目標
(1) 日本や世界の地理的事象に対する関心を高め、広い視野に立って我が国の国土の地域的特色を考察し理解させ、地理的な見方や考え方の基礎を培い、我が国の国土に対する認識を養う。
(2) 日本や世界の地域の諸事情を位置や空間的な広がりとのかかわりでとらえ、それを地域の規模に応じて環境条件や人間の営みなどと関連付けて考察し、地域的特色をとらえるための視点や方法を身につけさせる。
(3) 大小様々な地域から成り立っている日本や世界の諸地域を比較し関連付けて考察し、それらの地域は相互に関係し合っていることや各地域の特色には地方的特殊性と一般的共通性があること、また、それらは諸条件の変化などに伴って変容していることを理解させる。
 中学校の地理的分野は、(1)世界と日本の地域構成、(2)地域の規模に応じた調査、(3)世界と比べて見た日本の大きく3部から構成される。この地域の規模に応じた調査はア 身近な地域、イ 都道府県、ウ 世界の国々の3つから構成されている。この中で、世界の国々や人々の生活の様子について扱う部分は、一般的には、(2)地域の規模に応じた調査のウ世界の国々に関する調査と考えられる。ここでは、地理的分野の目標の(2)と(3)を踏まえて、イ 都道府県の調査の中で都道府県の特色を理解させるための導入としてアメリカ合衆国の事象と比較することを考えた。中学校地理的分野の重要な目標のひとつが国土認識を養うことであり、国土認識を養うためにアメリカ合衆国の事象と比較することから日本の事象の特色に気付かせようとした。
 地域的特色をとらえさせる方法の一つとして類似した地域を比較することを取り上げ、地図や写真などを比較して共通点や相違点を調べるという生徒にとって取り組みやすい作業を設定する。そのことから調査する地域の地方的特殊性と比較の対象とした地域との一般的共通性に気づかせることと、指導法を工夫することで調査への興味・関心を高めることができると考えた。

(2)教材化の意義や教材観
 新学習指導要領の内容の(2)地域の規模に応じた調査、イ 都道府県の調査では、学校所在地の都道府県を含めて二つ又は三つの都道府県を事例として取り上げ、それぞれ特色ある視点や方法で追求することになっている。
 東京都の中学校では、調査する都道府県のひとつが東京都になる。東京都を調査する視点としては、奥多摩から小笠原まである東京の多様性、首都としての機能や性格、集中する人口によって起こる諸問題など様々な視点が考えられるが、そのうちのひとつに東京湾岸の開発という視点が挙げられる。東京は、眼前に湾をもつことで長い海岸線と港を有し、貿易や産業、海上交通において他の地域と結び付きを強めた。また、東京湾を埋め立てることで工業用地や住宅用地などを拡大することができた。まさに東京湾は、東京の原動力のひとつになっている。一方、サンフランシスコは、東京湾とほぼ同じ規模のサンフランシスコ湾に面した都市である。サンフランシスコ湾は、周囲に臨海工業地域が発達すること、ゴールデンゲイトブリッジ(Golden Gate Bridge)やベイブリッジ(Bay Bridge)などの橋でつないで湾を巡って環状型の交通体系をもっていること、フィッシャーマンズワーフやもと海軍基地の一部であったクレシーフィールド(Crissy Field)など湾岸で地域を再開発し新たな展開を示していることなど東京と類似した事象が多く見られる。
  東京湾岸の開発には、多くの用地が工業用地として活用されていることや拡大した用地は大規模な埋立地であったために自然の海岸線がほとんど残されていないことなど産業優先の開発という特色がある。サンフランシスコ湾岸の開発は、サンフランシスコ湾計画のもとで、埋立ては例外的なものとされ、目的が限定され、必要最小限しか認めないという環境保全と景観を考慮した開発という特色がある。その成果は、多くの自然の海岸が保全されていることや湾岸に面する地域の建築物の高さ規制が行われ、海への眺望を確保したことに見られる。また、湾岸にあった高架式の高速道路が1989年10月17日に発生したサンフランシスコ地震で崩壊したことを機に、海への展望を確保するため再建をやめ、路面電車の線路を敷設して、その両側にやしの木を植えたことも景観を考慮した開発のひとつである。現地での聞き取りによれば、アメリカ合衆国国内でもサンフランシスコ市は、環境の良さから居住地としての人気が高く、一度は住みたい都市として「the best place on the earth」と呼ばれているという。
 この類似した地域であるサンフランシスコと東京を湾岸の開発を中心に比較することは、東京の地方的特殊性と他の地域にも共通する一般的共通性を気付かせるために有効である。また、環境保全に努力するサンフランシスコの姿に気づかせることを通して東京の調査において環境保全への取り組みや都市計画などの視点を持たせ、調査に対する興味・関心を高めることができると考えられる。
 生徒が日常の学習で接する教材の中でサンフランシスコが、どのように扱われているかを現行の社会科地理的分野の教科書におけるサンフランシスコに関連する記述で調査した。その結果、次の表のような本文中の記述と掲載された地図の中の記載が見られた。

A社(東書)本文中の記述はない 地図 「アメリカの鉱工業地域」にサンフランシスコの記載あり
B社(大書) 本文中の記述=電子工業・航空機工業・石油化学工業・宇宙産業などの発展によって、西部や南部にも工業地帯が広がり、ロサンゼルス・サンフランシスコ・ヒューストンなどが発展しています。地図 「アメリカのおもな工業」にサンフランシスコの記載あり(サンフランシスコの工業の内容は、化学工業と機械工業)
C社(帝国) 本文中の記述=サンフランシスコに近いサンノゼ近郊のシリコンバレーでは、コンピュータなどの先端技術に関連した工業が発達しています。 地図 「アメリカ合衆国の工業生産額の変化」にサンフランシスコの記載あり(サンフランシスコの工業の内容は、集積回路)
D社(教出) 本文中に記述なし 地図 「アメリカの鉱工業地域」にサンフランシスコの記載あり(サンフランシスコの工業の内容は、自動車と集積回路)
E社(清水) 本文中の記述=サンフランシスコの南部は、IC(集積回路)などをつくる先端技術産業の研究所や工場が集中し、シリコンバレーと呼ばれている。 地図 「アメリカの鉱産資源と工業地域」にサンフランシスコの記載あり。
F社(日本書籍) 本文中の記述=サンフランシスコの南のサンノゼ付近ではシリコンバレー、ダラス付近はシリコンプレーンとよばれ、電子機器の工場や研究所が多い。 地図 「アメリカの鉱工業」にサンフランシスコの記載あり (サンフランシスコの工業の内容は、航空機、化学、機械)
表1 現行の地理的分野教科書におけるサンフランシスコに関する記述

 現行の地理的分野教科書では、サンフランシスコについては、アメリカ合衆国西海岸の工業がさかんな都市で近くにシリコンバレーがあることなど、主に工業に関する記述が中心でサンフランシスコ市の様子や環境保全、都市計画などについての詳しい記述は見られない。また、サンフランシスコ市及びサンフランシスコ湾周辺地域を示した地図は、教科書にも地図帳にも見られず、日常の学習では、新たな資料を用いない限りサンフランシスコの様子に触れる機会は、少ないと考えられる。
 授業クラスの生徒(男子18名、女子16名、計34名、)に対する事前のアンケート調査の結果は次の表の通りである。

[1]サンフランシスコという地名について 知っている 33名 知らない  1名
[2]サンフランシスコをどのようなことで知ったか
・映画のビデオ ・テレビ番組 ・テレビのニュース 
・小学校の時に調べた ・知り合いがいる
[3]サンフランシスコに 行ったことがある 1名 行ったことがない 33名
表2 生徒に対する事前のアンケート調査の結果

 この他、サンフランシスコについて知っていることを自由記述させたが、地名を聞いたことがある程度で、どのような都市であるか、どのようなものがあるかについての記述は見られなかった。サンフランシスコに行ったことがあると答えた生徒も、幼いころのことではっきりとした記憶がないとのことであった。このアンケートの結果から、生徒たちは、サンフランシスコについては、テレビや映画などからアメリカ合衆国にある都市であること程度の知識はあるが、その概要については、ほとんど知識を持っていないことが考えられる。

(3)授業構想
*地域の規模に応じた調査  東京都の調査(7時間扱い)
[1] ねらい
ア、 東京とサンフランシスコの湾岸地域を比較することによって東京の調査に対する興味・関心を高め、調査する際の視点(調査テーマ)を設定させる。
イ、 東京とサンフランシスコの湾岸地域を地図や写真を使って比較することで両者の共通点と相違点に気付かせる。
[2] 指導計画
第1時 東京とサンフランシスコを比較しよう [1]  授業実践 展開案1
第2時 東京とサンフランシスコを比較しよう [2]  授業実践 展開案2
第3時〜第6時 東京について調査しよう 調査計画 調査テーマの決定
第7時 東京について調べたことを発表しよう
[3] 指導の展開
展開案 1
第1時 東京とサンフランシスコを比較しよう [1]
学習内容
学習活動
指導上の留意点
・サンフランシスコの位置 ・地図帳でサンフランシスコの位置を確認する ・東京とサンフランシスコが共に海に面する位置にあることを確認する。
・東京とサンフランシスコの比較 ・地図を使って東京湾とサンフランシスコ湾の様子を比較する。 ・地形の様子や交通関係、土地利用関係など様々な観点で調べさせる。
・東京湾とサンフランシスコ湾の様子で共通点と相違点を調べる。
・東京湾とサンフランシスコ湾の様子で、それぞれの特色を調べる。 ・生徒にメモをとらせ教師に提示させる。
・まとめ(東京湾とサンフランシスコ湾の共通点と相違点) ・クラス全体の意見発表会の形式をとる。 ・生徒の発表を促し、助言や代弁などの援助をする。




・それぞれの共通点と相違点をまとめる。

展開案 2
第2時 東京とサンフランシスコを比較しよう [2]
学習内容
学習活動
指導上の留意点
・前時の学習内容の確認 ・東京湾とサンフランシスコ湾の様子でそれぞれの共通点と相違点を確認する。 ・前時の授業でまとめたことを確認する。

・東京湾岸とサンフランシスコ湾岸の比較
・地図と写真を使って、東京湾岸とサンフランシスコ湾岸の比較する。 ・写真を見る観点について説明する。
・それぞれの共通点と相違点を調べる。 ・建物の様子と海岸の様子に注目させる。
・気づいたことはメモにとらせ、教師に提示させる。
・まとめ(東京湾岸とサンフランシスコ湾岸の共通点と相違点) ・クラス全体の意見発表会の形式をとる。 ・まとめながら、サンフランシスコの環境保全運動について簡単に説明する。
・それぞれの共通点と相違点をまとめる。

[4]  指導法の工夫
 授業協力校である東京都大田区立御園中学校(大田区西蒲田8‐5‐1、杉浦克博校長)、2年C組(男子18名、女子16名、計34名)において石川達教諭とティーム・ティーチング(以下、TTと略記)を導入して2000年10月7日(土)に実践した。TTを導入した社会科の授業は、指導者が増えることや教師同士の授業中の演技を含めた意図的な会話などから授業に対して生徒の興味・関心を引き出しやすい。また、生徒個々に対して指導者の目が届きやすいために、発言が不得手な生徒や表現能力が十分でない生徒に対して援助がしやすい。そのため、授業中の生徒の指導や評価に柔軟に対応できることの点で有効である。
 授業協力者の石川達教諭は、昭和63年から平成8年まで大田区東調布中学校において筆者とTTの有効な指導方法と指導内容について研究した。開発した事例のひとつに、2人の教師で指導する場合に1クラスの生徒を2つの学習グループに分け、各学習グループを1人の教師が指導を担当する形式がある。それぞれの学習グループでの作業学習や生徒の話し合いを指導した上で作業結果や意見をクラス全体の場で発表させる。発表の際に学習グループの指導を担当した教師が、生徒の発言の援助をすることや生徒の発言を促すこと、ゲーム的な雰囲気を演出することで活発な生徒の活動が見られる。本時の指導では、この事例を応用して、クラスの生徒を教室の前半と後半の2つの学習グループに分けて、それぞれの学習グループを1人の教師が担当した。
 東京とサンフランシスコの共通点、相違点を調査する場合も生徒の疑問や気付いたことを担当した教師と話し合うことで、適切な援助ができ、クラス全体での発表会を有効で活発なものにすることができる。クラス全体での発表会では、どちらの学習グループが、より多く適切な調査ができたか、より細かい事象に気付くことができたかなどを競争する形で、授業にゲーム的な要素を導入し、学習に対する興味・関心が高まるように工夫した。

[5]  授業で使用した地図(部分)
 サンフランシスコ湾岸の地図(昭文社 世界地図帳 2000年第56刷 p.134 「サンフランシスコ広域」を引用)

[6] 授業で使用した写真(一部)
サンフランシスコ
写真1   海から見たサンフランシスコ市街
写真2   ベーカービーチ(Baker Beach)
東京
写真3   レインボーブリッジから見た東京湾岸
写真4   お台場の人工海浜

[7] 授業の実践
授業記録の一部 (T1=佐藤,T2=石川)
第1時 地図を使って東京湾とサンフランシスコ湾の様子を比較する。
T1 教室の前半ティームからどうぞ
S1 サンフランシスコは海に面しているが、東京も海に面しているところに位置している。
S2 サンフランシスコ湾には湾を横断する橋がある。東京湾にもレインボーブリッジがある。
S3 東京湾とサンフランシスコ湾の形がだいたい同じような形をしています。
T1 いろいろでましたね。では後半ティームのみなさん発表してください。
T2 それじゃあ、後半のティームは、H君から発表してもらいましょう。
S4 東京には羽田空港がある。サンフランシスコにも空港がある。サンフランシスコ湾には2つの空港があり海軍の基地もある。
T2 どうですか、前半ティームのみなさん、細かいところまで見てるでしょ。細かいところと言えば、海岸線に注目したBさんがいます。Bさん、発表してください。
S5 東京の近くの海岸線は、ギザギザの海岸線です。
T2 ギザギザの海岸線とは、どんな海岸なのかな。さっき先生と話し合ったことを発表しようよ。
S5 人工的な海岸です。埋立地かな。
 (中略)
T1 今度は、違うところについて発表してください。Wさん、あなたが発見したことを発表してください。
S6 さっき、湾を横断する橋について発表した人がいましたが、東京湾のアクアラインは、橋と海底トンネルです。サンフランシスコ湾には、海底トンネルがありません。
T1 海底トンネルに注目しましたね。よく気がつきましたね。他にはどうでしょう。はいどうぞ。
S7 東京には、線路がたくさんありますが、サンフランシスコには、線路は多くありません。
S8 東京の近くにはテーマパークがあるけどサンフランシスコの近くにはありません。それにサンフランシスコは、海ぞいに空港が2つあるけど、東京は海ぞいには羽田空港だけ。
T1 これまで出されたものを黒板に整理してみましょう。
第2時 地図と写真を使って、東京湾岸とサンフランシスコ湾岸を比較する。
T2 写真からどんなことが読み取れましたか。発表してください。
S9 サンフランシスコと東京の両方にコンクリートで固めた海岸があります。東京の写真は、ほとんどが、コンクリートの海岸です。お台場のところに砂浜はあるけど。サンフランシスコの海岸には、がけがある。自然の海岸かなあ。
T2 写真のがけに気がつくところは、すごいなあ。
T1 すばらしい観察です。前の時間の授業の海岸線のことを覚えていたようですね。Yさんがメモしてあることを発表してもらいましょう。建物の注目したようです。
S10 東京は海岸にマンションみたいな高いビルが建っているけれど、サンフランシスコはちがう。どんなところが違うのかな。気付いたことを言ってみてください。
S10 サンフランシスコは、海岸に近いところに背の低い住宅のような建物が多いようです。海岸ぞいに高いビルがあるところもあるけど。 よく写真を見ていましたね。なるほど、サンフランシスコの海岸ぞいには高い建物がない。
東京との違いは何でしょうか。
S12 サンフランシスコは夜景がきれい。(笑い)
T2 するどい。
T1 なるほど、するどいなあ。夜景がきれいなのは、海からサンフランシスコを見る時ですね。
それでは、逆ではどうでしょう。
S12 海が見える。どこからでも海が見やすい。
T1 よく気がつきましたね。そこが東京との大きな違いです。(この後、サンフランシスコの都市計画の説明)

写真5   2人の先生で担当する授業
写真6   地図を見比べる生徒

(4) 授業の評価
 TTを導入し教室の前半と後半で生徒を2つの学習グループにに分けて授業を構成したことや競争して共通点や相違点を探すことでゲーム性があったことで生徒の学習への参加の意欲を高めることができた。日常の授業では、発言や発表が見られない生徒が、教師の援助のもとで積極的に授業に参加していたことを見るとTTを導入した効果が出ていたと考えられる。
 それぞれのグループを担当した教師の支援によって地図を通して大きな広い視点から、また、写真を通して細かな視点から比較させることができた。教師と生徒の個々の話し合いによって地図や写真を見る観点に気付かせることができた。また、生徒に地図や写真の比較作業をする際にメモをとらせておき、教師に提示させたことで、発表前に生徒が気づいたことを教師がつかむことができた。そのことから、発言が不得手である生徒に対しても教師が発言の援助をすることや代弁することが可能となった。生徒の授業後の感想では、「楽しい授業だった。」「先生が、そばにいてくれたので質問がしやすかった。」「先生が発言を助けてくれた。」「先生からのアドバイスで地図や写真をよく見ることができた。」などがあり、TTによる指導が有効だったことが示されている。これらは、1人の教師の指導では、十分に対応できないことである。
 東京とサンフランシスコを比較したことは、湾に面する都市という生徒にとって比較しやすい点から興味・関心を喚起しやすく、サンフランシスコについて教科書などの資料からは得られない特色に気づかせることができるとともに、東京の調査に対しても興味・関心を高めることができたように思う。また、比較を通してサンフランシスコの環境保全への努力の成果に気づかせることができ、東京の環境や環境保全への取り組みに目を向けさせることができたと考えている。
 共通点と相違点に気づきやすい地域を扱い、生徒にとって扱いやすい地図や写真を使って比較することは、生徒たちが日常的に慣れ親しんでいる地域の独自性や特殊性に気づかせることには有効であった。

参考文献
[1] 日端康雄・木村光宏(1992):『アメリカの都市再開発』 学芸出版社。p.279
[2] 桑原茂夫(1987):『東京激変マップ』 JICC出版局。p.217
[3] 横内憲久・横内研究室(1988):『ウォーターフロント開発の手法』 鹿島出版会。p.204
[4] 小林正美・大窪健之(1994):『環境保全型の都市設計制度に関する調査研究』 地域社会研究所。p.75
[5] サンフランシスコ市及び同郡都市計画局(1994):『サンフランシスコ・マスター・プラン』 東京都企画審議室調査部。p.457
[6] 地域科学研究会(1988):『世界のウォーターフロント』 リバーフロント整備センター。p.111
[7] 日経産業新聞社(1987):『ウォーターフロント開発』 清文社。 p.229