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プロジェクト経過 ICT支援ボランティア(平成25年度)

上越教育大学ICT支援ボランティア(平成25年度)

趣旨

本年度後期から開講する「学校ボランティアB(学校支援体験)」の試行的な位置づけで、実際の学校現場でICT支援ボランティアを体験させることにより、個々の児童生徒が学習を進める上でどこに困難があり、どういった支援を行えばその困難を軽減できるか、という視点から考えることの大切さを認識させ、学生の社会的・職業的自立の力を育む。

日時

第1回:平成25年6月18日(火) 9時25分~10時10分
第2回:平成25年6月20日(木) 13時50分~14時35分

実施校

第1回:上越市立大町小学校(2年1組)
第2回:上越市立大手町小学校(2年1組、2年2組)

引率指導

清水 雅之 特任准教授

参加学生

各回とも学部学生3人

内容

開催日 時刻 実施内容 開催場所
平成25年6月14日(金) 9:00~10:00 参加学生事前指導 上越教育大学 教育実習支援室
平成25年6月18日(火) 9:05 学校着/学校教員と打合せ 上越市立大町小学校(2年1組)
9:25 授業開始
10:10 授業終了
10:20 振り返り
10:30 学校発
平成25年6月20日(木) 13:20 学校着/学校教員と打合せ 上越市立大手町小学校(2年1組)
13:50 授業開始
14:35 授業終了
14:50 振り返り
15:00 学校発
平成25年6月20日(木) 15:10 参加学生事後指導 学校教育実践研究センター
コラボ室1

当日の様子

参加学生の感想等

近藤 里佳(学校教育学部4年)

ICTを活用した授業実践を通して

<良かった点>

  • 子どもたちの反応が良かった。
  • 中にはiPadを使ったことがある、家にあるという子どももいたが、授業で用いたアプリケーションを使ったのは初めてだったので、楽しそうにやっていた。
  • 写真を撮る活動は比較的誰もができていた。写真を撮るという作業はわかりやすくていいと思った。
  • ICTを活用しながらも子ども間のコミュニケーションの場になると思った。わからないところは周りのお友達に聞きましょうというと、周りの子どもたちが率先して教えていた。iPadを通して、誰とでも関われるようになるのではないかと考えた。
  • iPadを落としてしまうトラブルが多いかと思ったが、そうでもなかった。子どもたちが丁寧に扱ってくれた。

<反省点>

  • ただ遊ぶだけではなく、なぜその活動をするのかという目的をもっとはっきりさせるべきだった。
  • アプリケーションによって、忠実でないものがあった。例えば、漢字アプリケーションだったら、とめ・はね・はらいをしっかりしていなくても合格になることがあった。
  • 不具合があってなかなか進めない子どももいた。(手が回らない時がある)
  • 子どもの食付きがいいので、使う前にルールの徹底が必須だと思った。
  • iPadの画面を全体の前で映し出して説明できるとわかりやすいと思った。
中島 理絵(学校教育学部4年)

iPadを使用した授業を見るのは初めてで、iPadに興味を示し、一生懸命取り組んでいる子どもたちの姿が印象的でした。漢字や筆算のアプリケーションでは、クイズのような形式のため、子どもたちは正解するごとに歓声をあげながら楽しそうに学習していました。
一方で、教師と同じ操作を子どもにも伝えるには、スクリーンなどを準備する必要があったり、子ども自身が使いこなせるようになるまでに時間がかかったりするとも考えられ、iPadで教える難しさも感じました。
iPadやアプリケーションを使っての学習は、子どもにとって楽しく便利ではありますが、その良い面だけでなく使いにくい面も把握し、目的に応じて有効に活用していくことが大切なのだと感じました。

坪谷 梢(学校教育学部4年)

私自身ipadを使ったことがなかったため、尚更ipadを使った授業ということで、児童がどんな反応をするのか楽しみでした。児童の反応はとてもよく、楽しんで活動する姿が印象的でした。児童は普段鉛筆で書いているものを、指で直接画面に触れて書くという作業は、反応しなかったり、反対に正確でなくても正解になったりしていました。ipad利用の良さ、悪さの両面を感じました。これからの学校現場で、情報機器を使う場面が増えてくると考えられます。使う場面をよく吟味することで、より有効的な活用ができ、児童の学習効果が上がると思いました。


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