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プロジェクト経過 進化するインターンシップ新潟フォーラム

進化するインターンシップ新潟フォーラム(平成25年度)

去る平成26年3月5日(水),文部科学省産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業「産学協働による学生の社会的・職業的自立を促す教育開発」への取組の一環として,新潟県内5大学による「進化するインターンシップ新潟フォーラム」をメディアシップ日報ホール(新潟市中央区)で開催しました。

このフォーラムでは,各大学の学生がインターンシップ等の実践報告をするとともに,どのような学びを深めたかを発表しました。また,フォーラムディスカッションでは各大学の代表学生による意見交換を行うことで,それぞれの取組についての理解を深めると同時に,自己評価につなげることができました。

プログラム

  1. ○開会挨拶 新潟大学 新村農学部部長
  2. ○講演 演題「インターンシップの新しい試み」
    新潟青陵大学 齋藤准教授
  3. ○取組事例 学生発表(取組概要の説明+学生事例発表+受け入れ事業所のコメント)
    • ・新潟大学 学生1チーム「新潟市動物ふれあいセンター」(PBL型インターンシップ)
    • ・新潟青陵大学 学生1チーム「地域ミッションインターンシップ」(本町での取組:PBL型)
    • ・新潟工科大学 学生2チーム「工学プロジェクト」「佐藤食品工業(株)PBL型インターンシップ」
    • ・上越教育大学 学生1チーム「学校ボランティア」
    • ・新潟青陵短期大学部 学生1チーム「地域ミッションインターンシップ」(本町での取組:PBL型)
  4. ○フォーラムディスカッション
    コーディネーター:新潟大学 箕口教授  参加学生:各大学代表学生5名
  5. ○閉会挨拶 上越教育大学 石野教授
本学の取組及び学生発表「学校ボランティア」

参加学生の感想

小林 茜(学校教育学部2年)

私がこのフォーラムに参加しようとしたのは人前で自分の意見を伝えることに苦手意識をもっていたからです。教師になってからそういう場面は多くなります。今のうちに体験し学んでおこうと思い参加しました。
このフォーラムで一番学ぶ機会が多かった,一番自分が成長したのはフォーラム当日ではなく準備段階です。もちろんフォーラムで大勢の人の前で発表したことで何かを乗り越えた充実感があり,成長できました。しかしそれ以上に準備段階ではもっと成長できたと思っています。
それは自分の言葉をわかりやすくまとめること,発表するときの目線や言い方など教師にとって大切なことを学ぶことができました。またそれ以上に今回参加してよかったと思うことは今まで関わったことのない多くの先生方と関われたということです。今まではあの授業をした先生という印象でしかなかった先生が今回多く関わったことで先生方の新たな一面をたくさん知ることができました。
人は関わってみなくてはわからないという当たり前のことなのですが気づくことの少なかったことを今回は身に染みて感じることができました。
このフォーラムは様々な面から自分を成長させてくれるとてもいい機会になりました。

白石 優(学校教育学部2年)

進化するインターンシップ新潟フォーラムへの参加で,私は一回りも二回りも成長できたと思います。準備段階では,自分の経験について深く考えることができました。学校ボランティアAの活動でも,活動後のふり返る機会は何度かありました。しかし今回清水先生をはじめとした先生方のアドバイスを頂きながらまとめる過程で,自分の経験をもとになぜ子どもがその行動をとったのか,また自分がなぜこの考えを持つことになったのかなどを考えることができたので,より深い学びを得ることができたように思います。
また当日の発表では,緊張こそしたものの,自分の思いを訴えかける発表ができました。他校の発表を聞いたことで,様々なインターンシップの形があることを知ることができ,世界が少し広がった気がしました。 今回の参加で,自分の未熟さや一歩外に踏み出すことの大切さを強く感じさせられました。一歩踏み出すだけで多くの学びを得ることができ,見えなかった世界を見ることができたのです。このような機会を与えてくださった先生方には感謝しています。今後はこの思いを忘れず,向上心と探究心を持ち続けるハングリーな人間でありたいと思っています。

長谷川 陽香(学校教育学部2年)

わたしがこのボランティア発表をしてみたいと思ったきっかけは,ボランティアを通して自分が何を学び成長したかを確かめたかったからです。そして,今までほとんど人前で話したことなかった自分を変えたかったからです。
発表までの準備期間は,自分が思っている何倍も大変でした。自分が思っていることを上手く言葉で表現できずにつまづいたことがたくさんありました。そして,1番大変だったことは,学んだことからこれからの自分にどうやって生かしていくかを考えた時でした。
2年生のうちから,教育現場に足を踏み入れ,3年生の教育実習で自分はどうしたいのか,どのようなことを学びたいのかに繋げるステップが,この2年生のボランティアだとこの準備期間で感じることができました。そして,当日はとても緊張しましたが,自分がひとつ成長できたと感じることができ,とても良い経験をさせていただきました。

当日の様子


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