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プロジェクト経過 ユニバーサルデザインに基づくICT活用授業セミナー(平成26年度)

ユニバーサルデザインに基づくICT活用授業セミナー(平成26年度)

本学では、去る平成26年9月13日(土)に、文部科学省産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業「産学協働による学生の社会的・職業的自立を促す教育開発」への取組の一環として「ユニバーサルデザインに基づくICT活用授業セミナー」を開催しました。
このセミナーは、授業科目である「学校ボランティアA・B(学校支援体験)」による体験的な学びの更なる充実を図り、学生の社会的・職業的自立の力を育むため、学校現場で活躍する教員を講師として実践的な事例をもとに授業におけるICTの活用方法を学ぶことを目的として、新潟県教育委員会等の後援を得て開催しました。
当日は、同大学生及び学校教員等を対象に多数が参加して行われ、はじめに島根県松江市立意東小学校の井上賞子教諭から「特別支援学級におけるICT機器の活用」と題した講演、引き続き、ワークショップではiPadを使っての特別支援学級での指導事例をもとに「子どものニーズにあわせた教材作成」を行い、併せて同教諭がたくさんの子どものニーズに沿って作成した多様な教材が展示紹介されました。次に「特別支援学校におけるICT活用事例」と題して沖縄県立泡瀬特別支援学校の山口飛教諭と同県立西崎特別支援学校の知念元喜教諭からICT活用の先進的な取組みに関する講演があり、最後にまとめとして新潟県教育庁義務教育課特別支援教育推進室の内山徹指導主事から、「ユニバーサルデザインに基づくICT機器活用への期待」と題して講評がありました。
参加者からは、「大いに刺激を受け、子ども達の可能性を伸ばしていくためにこれから自分に何ができるか勉強していきたい。」、「今日、紹介のあった実践例を必要としている子が沢山いて私もすぐにICTを活用したいと強く思った。」などの意見が寄せられました。

プログラム

  1. ○開会挨拶
    • 上越教育大学 教授 石野正彦(司会進行)
  2. <午前の部>
  3. ○講演 「特別支援学級におけるICT機器の活用」
    • 島根県松江市立意東小学校 教諭 井上 賞子
  4. ○ワークショップ 「子どものニーズにあわせた教材作成」
    • 島根県松江市立意東小学校 教諭 井上 賞子
  5. <午後の部>
  6. ○講演 「特別支援学校におけるICT活用事例(1)」
    • 沖縄県立泡瀬特別支援学校 教諭 山口 飛
  7. ○講演 「特別支援学校におけるICT活用事例(2)」
    • 沖縄県立西崎特別支援学校 教諭 知念 元喜
  8. ○まとめ 「ユニバーサルデザインに基づくICT機器活用への期待」
    • 新潟県教育庁義務教育課特別支援教育推進室 指導主事 内山 徹
  9. ○閉会挨拶
    • 上越教育大学 教授 石野 正彦

当日の様子

アンケート結果

開催日 平成26年9月13日(土)
会場 上越教育大学 第2講義棟 講202
有効回答数 45人(参加者数 93人)


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