算数でも反比例を学習しました。
面積が
の長方形の縦の長さを
、
横の長さを
とすると、
「 は に反比例する」のでした。
あるいは の道を
分速 で歩くと
かかる時間を 分とした時も、
「 は に反比例する」のでした。
では、
で の値が負の数になる場合や、
と比例定数が負の数になる場合は
どう考えたらよいでしょうか?
辺の長さや分速が負の数になるのは変な気がします。
また長方形の面積や道のりが負の数になるのも
意味がよくわかりません。
ここでまた気持ちを切り替えてみましょう。
面積や道のことは忘れて、
という仕組みが
示された時に、そこから何がわかるか、
この仕組みにはどんな情報が隠されているか
を探究する、と考えてみるのです。
そして、その仕組みの中の一部が負の数に変わると
どんなことが起こるのか、変数
はどんな動き方や
振る舞い方を見せるのかを、調べるのです。
参考: 反比例のグラフ