学校教育実践研究コース 学校経営・学校心理領域

担当教員一覧

【教授】安藤 知子(あんどう ともこ)

 学校経営学(学校組織のあり方や教師の職能発達に関する研究)が専門。教師の意識や行為を,制度的・組織的枠組みの中での相互作用として読み解く研究に取り組んでいる。特に近年は,多様な外部諸機関との関係によって構成される学校の組織的条件に着目している。『学級の社会学』(編著,ナカニシヤ出版)等。

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【教授】大前 敦巳(おおまえ あつみ)

 専門分野:教育社会学,社会構造・変動論,プラティック(慣習行動)論。教育と社会のマクロな構造変動に関する調査分析と,社会の中の人間発達と子ども支援に関する研究。学校・家庭・地域・職場の関わりを視野に入れた社会性形成,生涯学習,教養教育,文化伝達,選抜と就職などの問題に関心があり,フランス社会との国際比較にも取り組んでいる。

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【教授】越 良子(こし りょうこ)

 教室の社会心理学。教師の働きかけや教師 -子ども関係あるいは子ども同士の相互作用が学級集団の成立と発展,子どもの適応や「自己」の育ちにいかに影響するかを研究課題としている。『ネットワーク論からみる新しい学級経営』(編著,ナカニシヤ出版)等。

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【教授】菅原 至(すがわら いたる)

 スクールリーダーには教職員,保護者,教育委員会,地域との関係を創造的なものとし,子どもの学びを充実させる取組が求められる。子どもの学びとカリキュラムの関係や学校の経営と地域社会との関係等について研究している。共著『学習社会としての学校』(教育出版)等。

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【教授】角谷 詩織(すみや しおり)

 専門分野:発達心理学,教育心理学。子どもの発達を中心に据え教育環境の意義を実践の場にかかわりながら検討する。ギフティッドの理解と支援,中学校部活動等。訳書:『ギフティッドその誤診と重複診断』『わが子がギフティッドかもしれないと思ったら』など。

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【教授】内藤 美加(ないとう みか)

 認知発達心理学・教育心理学。子どもの知的活動のプロセスや働きについて研究している。特に子どもの記憶,足し算などの問題解決能力,生物や数の概念,言語,ならびに人の心を理解したり推測する社会的認知の発達を主な研究課題としている。

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【准教授】辻村 貴洋(つじむら たかひろ)

 専門は教育行政学。個別の学校課題にとどまらず,地域の教育ビジョンを描き出す力量の形成をいかに図っていくべきかが主な研究テーマ。また,教育現場を訪問しながら現代の自治体教育政策に関連して,住民参加や教育ガバナンスの調査研究も行っている。『教育行政学 -子ども・若者の未来を拓く』(共著,八千代出版)等。

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【准教授】野澤 有希(のざわ ゆき)

 専門分野: 教育課程論,カリキュラム開発と評価の方法論,学校改善のためのカリキュラムマネジメント。特に学校のカリキュラムデザインの作成,カリキュラムマネジメントの実質化を中心に研究を行っている。著書:『教育課程論ーカリキュラムマネジメント入門ー』(共著,大学図書出版)。

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【准教授】蜂須賀 洋一(はちすが よういち)

 法に基づいた,平和で穏やかな学校・学級づくりがテーマ。学校危機管理論などを担当。具体的には,学校事故,学校関連裁判例を分析し,生徒指導や人権教育,安全教育等に生かす教材開発・授業プログラム開発の研究に取り組んでいる。また,法に基づいた教師の危機管理意識の向上に関する研修プログラムの研究も進めている。

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【准教授】堀 健志(ほり たけし)

 専門は教育社会学(学校から職業への移行,ジェンダー,痛みと哀しみをめぐる学校エスノグラフィ)。社会や教育について「どうあるべきか・どうしたらよいか」を考えるに先立って,「実際のところ,どうなっているのか」という地点まで遡ります。共編著に『教育改革の社会学』(岩波書店),『震災と学校のエスノグラフィ』(勁草書房)など。

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