引用文献は,著者の姓のアルファベット順に配列する。
ひとつの文献が2行以上にわたるときは,2行目以後は左端を全角2文字分字下げして書く。
雑誌論文の場合,記載する情報は次の通り。
多くの雑誌では,○巻,○号というシステムになっているが,一般的には巻数のみ記載し,号は示さなくてよい。これは,たいていの場合ページが巻ごとの通しページになっていて,号を示す必要性がないからである。紀要や一般向けの雑誌(月刊誌)など,まれに号ごとにページがふってある場合があるが,その際は,号数も書いておく。書式は,「巻(号)」のように括弧内に号数を書く。号数の部分は,ボールド体にしない。
書籍の場合,記載する情報は次の通り。
書名は最初の1文字だけ大文字を用い,他はすべて小文字で書く。イタリック体で書く。
著者名のあとに,(編)または外国語文献では(Ed.;編者が複数の場合はEds.)を付す。
ただし,編集書は引用元として不正確なので,編集書を単独で引用文献とするのは望ましくない。次の「一部を引用するとき」と組み合わせて,実際に引用している部分の著者を明示すべきである。
複数の著者によって書かれた本の特定部分を引用するときは,その部分を誰が書いたかを明確にするため,章節レベルでの著者を明らかにして引用する。その場合の書式は次の通り。
翻訳書の書式は次の通り。
修士論文等の学位論文を記載するときは,「未公刊資料」であることを明示する。