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Q&A

(1)「学習臨床・授業研究コース」(以下、新コース)の筆記試験はどうなりますか。

 平成30年度の大学院入試の出題内容は「学校教育の実践にかかわる小論文」となっています。留意事項は「複数題から1題を選択し、1,200字程度で解答する」として、これまでの「グローバル・ICT・学習研究コース」と同様の内容と留意事項になっています。過去3年間の問題を参考にして、準備を進めてください。

(2)新コースの筆記試験の準備はどのように進めたらよいですか。

 出題の際、私たちがおおよその目安としているのは、学校教育にかかわる基本的知識です。具体的な準備としては、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等の各学校種及び学習指導要領や、最近の教育事情の動向を新聞や答申等を読んで把握しておくこともよいと思います。過去3年間の「グローバル・ICT・学習研究コース」の問題をしっかりと分析し、準備をすることで、新コースの筆記試験に対応できると思います。

(3)口述試験(面接)ではどんなことが聞かれますか。

 主としてこれまでの教育実践及び入学後に取り組みたい実践的課題等について、入学希望等調書を参考にして試問します。なお、筆記試験を課さない派遣教員及び教職経験者には、専門分野に関する知識についても試問します。また、機関長推薦により出願をする者及び教員採用試験合格者には志望理由書も参考にして試問します。さらに、教育職員免許取得プログラムの申請者には、教育職員免許取得プログラム受講申請書も参考にして試問します。

(4)入学希望等調書にはどこまで書けばよいのですか。

 入学希望等調書は、口述試験の試問の参考とする資料となります。これまでの教育実践(教育実習などを含む)や教育研究で取り組んだことや、入学後に取り組みたい実践的課題や伸ばしたい力を、自分の言葉で、できるだけ具体的に、記入欄を有効に活用して記述してください。教育実習を履修していない教育職員免許取得プログラム申請者も、これまでの教育に関わる自らの取り組みについて積極的に記述してください。

(5)学部では、学習臨床・授業研究について専門的に学んでいませんが、やっていけますか。

 新コースは、多様な専門を背景とする教員スタッフが配置されています。また、多様な専門に裏打ちされた授業科目が設定されています。授業の内容は、学習臨床・授業研究に関わる、基本的な見方や考え方の理解と、それをはたらかせる実践的な演習を組み合わせて構成されています。各自のこれまでの経験や、興味・関心、取り組みたい実践的課題等に合わせて、選択できるように授業科目を設定しています。

(6)外国から留学生(研究生)として、大学院に入学したいのですが大丈夫でしょうか。

 新コースでは、外国からの留学生や研究生を歓迎いたします。これまで多くの外国からの留学生や研究生を旧コース(グローバル・ICT・学習研究)で指導した経験を持つ教員スタッフが配置されています。専門職学位課程(教職大学院)では、学校における実習が必修となりますので、教育実践について強い関心と意欲を持ち積極的に学習を進めていけることが大切です。また、大学院への入学や研究生になるためには一定の要件が必要です。それぞれ本学HP等でご確認ください。例えば、大学院への入学を希望する場合は、N1(日本語能力試験N1)が一つの目安になります。研究生の場合はN2が必要な要件になります。いずれの場合も、指導を希望する教員に事前に相談されることをお勧めいたします。