発達支援教育実践研究コース 特別支援教育領域

担当教員一覧

【教授】大庭 重治(おおば しげじ)

 視覚障害児,視覚障害のある重複障害児,視覚認知に関する特別な教育的ニーズのある子ども等を対象として,認知特性に応じた学習支援方法の検討とその評価を中心に,小・中学校や特別支援学校において実践的な研究を行う。著書:特別支援教育の探究(ミネルヴァ書房,2022年)

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【教授】笠原 芳隆(かさはら よしたか)

 肢体不自由児の特性に応じた教育課程・指導法や生活を見据えた支援のあり方等について,自立活動の実践,個別の指導計画作成・活用,個別の教育支援計画作成・活用等の視点から研究・教育を行う。論文:自立活動を中心とした個別の指導計画に関する研究動向(特殊教育学研究,第53巻第4号,2015年)

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【教授】河合 康(かわい やすし)

 障害児教育の行政,制度,歴史を研究領域とし,わが国と欧米諸国について比較教育学的観点から教育・研究を行う。主な著書:日本障害児教育史(戦前編)2018 年(共著),(戦後編)2019年(共著)(明石書店),特別支援教育 -一人一人の教育的ニーズに応じて-(編著)(福村出版,2019年)

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【教授】佐藤 将朗(さとう まさあき)

 視覚障害児の読みに関する心理学的研究を中心に, 視覚・知的重複障害児の触読技能と触覚的コミュニケーションの研究を行う。また健常児への障害理解教育についても構想している。論文:点字触読研究の展望─点字の読みやすさに関する研究知見の指導実践への応用─(特殊教育学研究,第55巻1号,2017年)

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【教授】藤井 和子(ふじい かずこ)

 言語・コミュニケーション障害のある幼児・児童・生徒の指導について,自立活動の視点から研究を行う。特に,「個別の教育支援計画」「自立活動の個別の指導計画」「各教科等の授業と自立活動の指導との関連」「協働」をキーワードに研究を進める。論文:言語障害通級担当教師の職務認識に関する調査研究(特殊教育学研究,55巻4号,2017年)

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【教授】村中 智彦(むらなか ともひこ)

 知的障害児や自閉症スペクトラム障害児の教育,特に応用行動分析に基づく個別指導や小集団指導における指導法に関わる実験研究,授業づくりに関わる臨床研究を行う。著書:『困ったからわかる,できるにかわる授業づくり』(明治図書,2015年),『知的障害児の指導における課題遂行の促進』(溪水社,2015年)

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【教授】八島 猛(やしま たけし)

 病弱・身体虚弱児における適応の評価と支援に関する研究を行う。特に健康行動と関連がある自己認知について実践的に研究する。論文:青年初期の病弱児における自己評価の発達特性に関する横断的研究(特殊教育学研究,第56巻5号,2019年)

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【准教授】池田 吉史(いけだ よしふみ)

 知的障害・発達障害児を対象に,認知発達のアセスメントと支援に関する研究を行う。特に,思考や行動をコントロールする能力(実行機能)について実験的研究を進める。論文:発達障害及び知的障害と実行機能(SNEジャーナル,第19巻,2013年)

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【准教授】小林 優子(こばやし ゆうこ)

 聴覚障害者を対象とした環境音認知に関する実験的研究や講義場面における情報支援に関する研究,また認知・行動面に困難を有する聴覚障害児の指導法に関する研究を行っている。著書:聴覚情報処理検査[APT]マニュアル(学苑社,2020年)

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【准教授】関原 真紀(せきはら まき)

 元小学校教員・指導主事・特別支援学校教頭。通常の学級における発達障害等の児童生徒への指導や支援,学級づくりや授業づくり,校内体制,関係機関との連携等の実践研究。著書:はじめての学級担任もできる特別支援教育ガイド(明治図書,2021年)

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【講師】坂口 嘉菜(さかぐち かな)

 聴覚障害児教育・指導法を担当し,聴覚障害児の言語発達・読みの力に関する研究・教材開発を進めるほか,思考力に着目した授業分析を通して実践的研究・教育を行う。論文:教科の視点を忘れない聾教育─文学的文章の<読み>の実践を通して─(聴覚障害,第763巻,2015年)

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