教科教育・教科複合実践研究コース 生活・健康領域家庭分野

開設授業科目例

教科内容構成「家庭」理論と実践

 「家庭」教科書に掲載された教材や,「家庭」の授業実践例を取り上げ,教科内容の視点から分析を行います。これを通して「家庭」の学問体系(教科内容)の理解を深め,その内容を自らの教材や実践としてアウトプットする能力を身につけます。

21世紀を生き抜くための「家庭」

 「家庭」教科書を基に,その内容を裏付ける理論を学び,授業構想を行います。背景知識の習得とそれに基づく授業実践の技術を磨くため,模擬授業を行い,21世紀を生き抜くための力を「家庭」でどのように身につけていくのか,考察します。

「家庭」における理論と実践(食物学)

 「家庭」における食物領域の指導に求められる理論と実践を修得するために,教科内容の背景となっている食物学における学びを高め,教科の目標や指導内容についての理解を深めます。

「家庭」における理論と実践(被服学)

 「家庭」における被服領域の指導に求められる理論と実践を修得するために,被服学の学びを高め,指導内容についての理解を深めます。最新の教育実践や学術論文を教材として,喫緊のニーズや課題を意識した授業を展開します。

「家庭」における理論と実践(住居学)

 「家庭」における住居領域の指導に求められる理論と実践を修得するために,住居学の学びを高めるとともに,教科の目標や指導内容についての理解を深めます。最新の研究成果や課題を意識した授業を展開します。

「家庭」における理論と実践(児童学)

 「家庭」における保育領域の理論と実践力を高めるために,「児童学」に焦点化して学びます。具体的には,子どもを取り巻く諸問題について理解を深め,多様な視点から検討・議論・考察するとともに,問題解決の実践的方法について考えます。

家庭科教育教材の理論と実践

 家庭科教育の本質と現代の家庭科教育の実相との複眼的視点から,家庭科教育教材及び家庭科教育実践の検討・考察を行います。これを通して,「家庭」の学習の成立を図るための理論を修得し,家庭科教育の本質を踏まえた実践力を身につけます。