教科教育・教科複合実践研究コース 自然科学領域理科分野

開設授業科目例

教科内容構成(理科)の理論と実践A

 理科のエネルギー、物理分野の理解を深めるとともに、教材の開発や改良の考え方、情報機器の活用方法について議論します。また、児童・生徒に授業を行う際の留意点や指導法などについて学びます。

教科内容構成(理科)の理論と実践B

 化学及び関連分野において、小学校から高等学校で扱われている内容を中心に題材を選びます。それらの題材を検討することで教育内容の理解を深め、受講者の教材研究力と授業の質を向上させる能力を養います。

教科内容構成(理科)の理論と実践C

 小・中学校理科「生命領域」の内容から「生物の体のつくりと働き」、「植物の成長と養分」等のテーマを取り上げ、講義や教材研究、模擬授業等を通じて、巧妙で精緻な生命現象について自ら考え、子どもたちに伝える力を育成します。

教科内容構成(理科)の理論と実践D

 小・中・高校理科の地球と宇宙に関わる分野について、教科内容の基礎となる学術研究の成果やその背景にある自然法則、それらが判明した過程に着目します。講義、演習・実習、観察などを通してその内容と実践に関する理解を深めます。

科学的リテラシーのための授業設計論

 主に到達度評価に関する特徴を学び、評価時に必要な複数の技能を習得し、学習意欲との関わりを検討します。また、批判的思考とメタ認知に基づく検証計画立案に関する講義(演習・討論を含む)を行います。

理科教育課程の理論と実践

 学習指導要領(平成29年3月)を基に、資質・能力を育む理科の授業の教育課程や学習指導案を作成します。また、理科のカリキュラム論と学習論に関する知識及び技能を習得するための講義(演習・討論を含む)を行います。

自然環境学習の理論と実践

 上越地域の里山、川、海岸を対象に自然環境学習の授業案作成と検討を行う演習です。授業案作成前に、実際に各対象地における素材理解を深める野外演習を行い、実感を伴った授業構想ができるように支援します。