TeXを使って数式をきれいに書こう

整数論とTeXに関するページ    Last UpDate: 2015/11/16

TeX を使って書いた数式の例

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TeXとは何か

TeX は著名なコンピュータ科学者 Donald E. Knuth によって生み出された最強の文書整形システムです。次のような特徴を持っています。

  • 複雑な数式でもきれいに書ける。
  • 論文のような文書を作成するのに適している。
  • Microsoft Windows、OS X、Unix互換OS(Linux OS、BSD系OS)、モバイルオペレーティングシステム(Android OS,iOS など)等、多くの OS 上で利用できる。
  • TeX のソースファイルはテキストファイルなので、異なるシステムでもソースを共通に使え、電子メールでも簡単に交換できる。さらに、ソースファイルを TeX で処理して得られる DVI ファイルもハードウェアに依存しない。
  • フリーソフトウェアである。

TeXによる文書作成の流れは次のようになります。

1. 印刷させたい文書の中に、字の種類や大きさを変えたり、印字位置を制御したりする命令を挿入したテキストファイルを作成する。
2. それを TeX で処理して(コンパイルして)、DVI ファイルを作成する。テキスト作成時に、TeX の文法ミスがあれば、エラーメッセージが表示され、コンパイルが途中で中断される。そのときは、x を入力すれば、TeX は終了する。1.に戻って、エラーメッセージを見ながら、テキストの文法ミスを修正する。
3. プレビューアで DVI ファイルを画面に出力して、意図した出力が得られているかを確認する。意図した出力が得られていなければ、1.に戻る。
4. プリンタドライバでプリンタに出力する。

このように、TeX を使うには TeX の文法を学ぶ必要があり、慣れるまではなかなかうまくいかないのですが、TeX による数式の出力結果は他のどんなソフトウェアよりも美しく、少し練習すれば、数式の入力はスムースにできるようになります。また、LaTeX 等のマクロパッケージを使えば、長い論文を書くときも、文書の視覚的なデザインを気にしないで、論理的構造だけに集中することができます。したがって、数式を多く含むような長い文書の作成において、TeX はその威力を最大限に発揮します。

TeX がどのようにして生み出されたかを知りたい方には

有沢誠 編: クヌース先生のプログラム論, 共立出版, 1991

をおすすめします。

LaTeX入門

コンピュータ科学者の Leslie Lamport は、TeX を使い易くするために LaTeX というマクロパッケージを作りました。現在の最新版は LaTeX2e と呼ばれています。LaTeX2e のテキストは次のように書きます。

\documentclass[a4paper,12pt]{jarticle}
\begin{document}
\title{タイトル名}
\author{著者名}
\date{年月日}
\maketitle
\section{セクション1}
......
\section{セクション2}
......
\end{document}

ここで、\は半角の\です。数式を書くときは次のようにします。

\documentclass[b5paper,12pt]{jarticle}
\begin{document}
$s>1$において級数
\begin{equation}
 \zeta(s) = \sum_{n=1}^\infty \frac{1}{n^s}
\end{equation}
は収束する.$\zeta(s)$を\textbf{リーマンのゼータ関数}と呼ぶ.
オイラーは
\begin{equation}
 \zeta(2) = \sum_{n=1}^\infty \frac{1}{n^2} = \frac{\pi^2}{6}
\end{equation}
であることを発見した.
\end{document}

これを TeX で処理すると、次のような出力が得られます。

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自然数の平方の逆数の和

参考文献

  • 中野賢: 日本語LaTeX2εブック, アスキー, 1996
  • 奥村晴彦: [改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門, 技術評論社, 2010
  • 大友 康寛: LaTeX組版ハンドブック, 翔泳社, 2005

EasyTeX(Windows)でTeX統合環境

Windows XP/Vista/7/8/10 上で TeX 統合環境を実現するソフトウェア EasyTeX を作ってみました。マルチドキュメントを扱えるテキストエディタに、LaTeX の命令を簡単に選択入力できる機能と、TeX コンパイラ、プレビューア、スペルチェッカーを呼び出して実行する機能を追加したものです。EasyTeX は次のような特徴を持っています。

  • 32KB を超える大きなサイズのテキストファイルを素早く読み込めます。
  • 複数のファイルを編集できます。
  • LaTeX2e の命令をメニュー選択するだけで簡単に入力できます。
  • ボタンをクリックするだけで TeX コンパイルエラー箇所に移動できます。
  • TeX のラベルを一覧表示して、その内容を確認しながら相互参照することができます。長い論文や本などをTeXで書くときなど、章、節の単位で複数のファイルを作成して一つのファイルにインクルードするようなときに非常に便利です。文献参照についても同様な機能があります。
  • SDI(シングルドキュメントインターフェイス)のエディタです。
  • ドラッグ・ドロップでファイルを開くこともできます。TeX ファイルを easytex.exe に関連付けすることもできます(インストーラ付きの実行ファイルでは自動的に関連付けます)。
  • 複数のファイルを開いている場合は、アクティブウィンドウのファイルをコンパイルします。
  • TeX ラベルの参照、文献参照は、編集中のファイルと同じディレクトリーにある TeX ファイルの中から選択します。
  • TeX 環境設定で言語を日本語に設定している場合でも、 スペルチェックを実行できます。
  • 単純な TeX の命令を挿入するユーザーメニューを48個まで定義できます。
  • 外部プログラムを40個まで登録して、実行できます。
  • DVIOUT のプレビュー画面とEasyTeXの間で相互ジャンプができます。TeX の本体と DVIOUT はできるだけ新しいものを使ってください。
  • ホイールマウスに対応しています。
  • フリーソフトウェアです。
最新バージョン
ダウンロード easytex3421.zip (zipファイル)
ダウンロード easytex3421.exe (インストール機能付き)
旧バージョン(ユニコード対応以前の最後のもの)
ダウンロード easytex3242.zip (zipファイル)
ダウンロード easytex3242.exe (インストール機能付き)

最新バージョン Version 3.421 における変更点

  • [ファイル]-[DVI→PDF変換]および[ファイル]-[DVI→PDF変換2]でPDF用紙サイズを指定しない場合に、dvipdfmxに用紙サイズのパラメータを間違って渡されていたという不具合を修正しました。

この他、Version 3.30 から 3.420 における主な変更点は次の通りです。

  • TEditorコンポーネントをDEKOさんによるユニコード対応版TEditor ver2.52U Rel.26に更新しました。
  • 正規表現ユニット「SkRegExp」をversion 3.1.0に更新しました。
  • ファイルを読み込むときのエンコード自動判別の精度がよくなるように改良しました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[フォント]で規定のエンコードを指定できるようにしました。ファイルを読み込むときエンコードの自動判別で不明となった場合、ここで設定したエンコードで読み込むようにしました。デフォルトはUTF-8です。
  • PDFリーダーにSumatraPDFを設定した場合における、Forward SearchおよびInverse Searchを改良しました。これにより、特に複数ファイルにTeXソースを分割して親ファイル(プロジェクトファイル)を指定した場合にSumatraPDFとの双方向のジャンプがうまくいかないという不具合が修正されました。
  • [テキスト]-[ラベル付け]でmultline環境でカーソルが正しい位置に移動しないという不具合を修正しました。
  • [TeXテキスト]-[定理等の環境]-[frame環境]を追加しました。
  • [オプション]-[TeX環境設定]-[TeXOption]で言語を英語に設定したとき,pdfファイルを作成する際にpdflatexが正しく呼び出されないという不具合を修正しました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[行番号・行間・タブ]で元に戻す回数を設定できるようにしました。最小値は64です。
  • [テキスト]-[インデックス]でインデックス挿入するとき、「\textbf{$\mathfrak{p}$進付値}」などにインデックスを付けようとすると正しく「\index{@$\mathfrak{p}$進付値}」が挿入されないという不具合を修正しました。
  • Tabキーで作った余白を含む行のTabよりも右側の部分で Delete キーを使用するとキャレットのある文字でなく別の箇所の文字が削除されるという不具合を修正しました。この不具合はVersion 3.316で修正したはずでしたが、Version 3.40でTEditorコンポーネントをver2.52U Rel.25に更新した際にVersion 3.40、3.401で再発していました。
  • エンコード自動判別がうまくいかない場合に、[ファイル]-[エンコードの種類]でエンコードを指定してから、ファイルを読み直すか、内容を維持したまま適用するかを選択できるようにしました。
  • [テキスト]-[ラベル付け]でカーソルが正しい位置に移動しないという不具合を修正しました。
  • ワードラップがONのとき、[数式]や[ユーザー]でTeX命令を挿入後にカーソル移動する場合に、正しくカーソル移動できない不具合を修正しました。
  • [ファイル]-[DVI→PDF変換]でPDF用紙サイズの設定画面において、用紙サイズをTeXソースファイルから判断してデフォルトとして選択状態になるように改善しました。
  • TEditorコンポーネントをDEKOさんによるユニコード対応版TEditor ver2.52U Rel.25に更新しました。
  • 正規表現ユニット「SkRegExp」をVersion 3.0.7に更新しました。
  • ワードラップの不具合を修正しました。
  • Shift Jis以外のファイルのラベルを参照をしたとき、ラベル内容参照画面が文字化けすることがあるという不具合を修正しました。
  • ラベル表示フォームの表示位置を修正しました。
  • [オプション]-[エディタ設定]において、全角空白、タブの表示を設定できるようにしました。
  • [オプション]-[エディタ設定]でキャレットの形状を縦線・下線から選択できるようにしました。
  • メインメニューの[TeXテキスト]、[TeX数式]、[ギリシャ文字]の表示を[テキスト]、[数式]、[ギリシャ]に変更しました。
  • IME On/Off自動制御を使用していると、検索、置換、ファイルを開くなどで、\や$を入力すると編集中のテキストに\や$が挿入されてしまうという不具合を修正しました。
  • [TeXテキスト]-[インデックス]でインデックス挿入するようにしました。使い方は、例えば、文書中に「\textbf{ルベーグ積分}という」ようなテキストがあったとき、その後ろにカーソルがあるとして、そこで[TeXテキスト]-[インデックス]を行うと、「\textbf{ルベーグ積分}\index{@ルベーグ積分}という」となり、カーソルが@の前にくるので、そこで「るべーぐせきぶん」という読み方を入れます。\textbfがなくても「ルベーグ積分」の部分を選択してから[TeXテキスト]-[インデックス]を行っても同様の結果になります。もちろん、プリアンブルに\usepackage{makeidx}\makeindexと書いておき、索引を印刷する所に\printindexを書く必要があります。
  • TikZ命令を入力するサポートとして、[TeXテキスト]-[文書クラス]の使用するパッケージにtikzを選択できるようにして、[TeXテキスト]-[定理等の環境]-[tikzpicture環境]を追加しました。また、[TeXテキスト]-[作図TikZPicture環境]からいくつかの命令を入力できるようにしました。
  • IME On/Off自動制御を変更しました。\が入力されると半角英数入力になり[Enter]、[スペース]、[ESC]、[上下左右の矢印キー]のいずれかが押されると元の入力モードに戻るようにしました。
  • [オプション]-[エディタ設定]においてデフォルトの色設定を2パタン(背景色ホワイト・背景色ネイビー)選択できるようにしました。
  • 新規ファイルを作成して保存する前にpdfファイルを作成しようとするとIOエラーとなる不具合を修正しまた。
  • [TeXテキスト]-[文書クラス]で使用するパッケージとしてgraphicxを選択した場合、これまでは\usepackage[dvipdfm]{graphicx}が挿入されたが、これを\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}が挿入されるように変更しました。
  • 正規表現ユニット「SkRegExp」をVersion 3.0.6に更新しました。
  • 64bit版のW32TeXを使用している場合に、[ファイル]-[DVI->PDF変換2]が動作しなかった不具合を、dvips -P dl -D 600 -z -f %1 | bkmk2uni > %1.ps に替えて,dvips -P dl -D 600 -z -f %1 | convbkmk -g > %1.psを実行するように修正しました。ただし、Rubyをインストールしておく必要があります。32bit版のW32TeXを使用している場合は従来通りです。
  • [オプション]-[親ファイルの指定]で親ファイルを指定すると、ファイルを開くとき.texファイルしか開けない不具合を修正しました。
  • [TeXテキスト]-[複数行の数式]-[multline]でmultline環境を出力するところが、multilineになっていた不具合を修正しました。
  • 検索、置換文字列をオートコンプリートしないように変更しました。
  • [ファイル]-[dvi->ps変換]でdviファイルをpsファイルに変換するとき、これまでは用紙サイズ設定していませんでしたが、texファイルのプリアンブルから用紙サイズを取得してdvipsのパラメータとして渡すように変更しました。
  • [オプション]-[TeX環境設定]でTeXソースファイルのフォルダーボタンをクリックしたとき、デスクトップからのツリーが表示されるように変更しました。
  • Tabキーで作った余白を含む行のTabよりも右側の部分で Delete キーを使用するとキャレットのある文字でなく別の箇所の文字が削除されるという不具合を修正しました。
  • IME On/Off自動制御を変更しました。$,\[で数式を入力するときはIMEがOffになり、$,\]が入力されるとIMEがOnになります。さらに、どのIMEでも\が入力されると半角英数入力になり[Enter]、[スペース]、[ESC]のいずれかが押されると元の入力モードに戻るようにしました。また、現在の状態をステータスバーに表示するようにしました。
  • [ギリシャ文字]-[斜体大文字]を追加しました。
  • [TeXテキスト]-[文書クラス]で使用するパッケージとしてgraphicxを選択した場合、これまでは\usepackage[dviout]{graphicx}が挿入されましたが、これを\usepackage[dvipdfm]{graphicx}が挿入されるように変更しました。
  • ツールバーの一番右端の[コンパイル・pdfプレビュー]ボタンにマウスカーソルを置いても「コンパイル・pdfプレビュー」というヒントが表示されなかった点を修正しました。
  • フォルダ名やファイル名に漢字を用いたときに(例えば、c:\図形の計量.tex)、DVIOUTからeasytexにジャンプしようとすると同名の新規ファイルを作ってしまうことがあるという重大な不具合がありました。親ファイルを指定しないで編集中のファイルをコンパイルしてdviファイルを表示している場合には修正しました。
  • ファイルを開くとき、現在編集中のファイルと同じフォルダーと拡張子がデフォルトとなるように変更しました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[キー割り当て]で一番下の「複素数体」のところで、右側のリストからキーを選択できなかった不具合を修正しました。
  • [TeXテキスト]-[相互参照]において、編集ファイルが大きなサイズのときラベル参照ウィンドウが前面から隠れてしまう不具合を修正しました。
  • [TeXテキスト]-[複数行の数式]に[gather]、[align intertext]、[multiline]を追加しました。
  • [TeX数式]-[矢印]-[長い矢印]に[xrightarrow]、[xleftarrow]を追加しました。
  • [検索]-[指定行ジャンプ]などで数字を半角で入力するときに、IMEが自動でオフ・オンとなるようにしました。
  • [オプション]-[TeX 環境設定]-[TeXOption] で SyncTeX にチェックしていない場合、ツールバーから pdf ファイル表示 を実行しても PDF ファイルが表示されない不具合を修正しました。
  • 画面分割時に上の画面から pdfファイル表示 を実行したときに、下の画面のカーソル位置に対応する PDF ファイルの箇所を表示してしまうという不具合を修正しました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[IME 制御]で IME On/Off 自動制御をサポートしました。この機能を使用すると、$, \[で数式を入力するときは IME が Off になり、$, \]が入力されると IME が On になります。さらに、Google 日本語入力以外では \ が入力されると半角英数入力になり [Enter] が押されると元の入力モードに戻ります。ATOK の 2007 以降、Microsoft Office IME 2010、Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8 に付属の Microsoft IMEで動作確認済みです。ただし、Microsoft Office IME および Windows XP, Vista, 7 付属の IME では、プロパティの[変換]のタブ、あるいは[全般]-[編集操作]のタブでキー設定を IME Standard または ATOK にするか、キー設定が Microsoft IME の場合は「直接入力モードを使用しない」のチェックをはずしてください。この新機能以外は Version 3.306 からの変更はありませんので、IME On/Off 自動制御が不要な方は 3.306 をそのままお使いください。また、使ってみて煩わしければ、「IME On/Off 自動制御を使う」のチェックをはずしてください。
  • TEditor コンポーネントを DEKO さんによるユニコード対応版 TEditor ver2.52 Unicode Edition Rel.6 にすることによって、ユニコード(Shit-JIS、EUC、JIS、UTF-16、UTF-16、UTF-8)に対応しました。
  • 正規表現検索に対応しました。検索エンジンには小宮秀一さんによる「SkRegExp」を用いています。$& は、一致したパターン全体と同じパターンに置換します。 置換で使用できるエスケープ文字は\t タブ(\x09)\n 改行(\x0a)\r 復帰(\x0d)\f 改頁(\x0c)\e エスケープ(\x1b)です。
  • [オプション]-[TeX 環境設定]-[TeXOption]から「検索した TeX ラベルをソートする」というチェックボックスを削除し、相互参照でラベルを参照するときにソートするかしないをチェックボックスで切り替えられるようにしました。
  • [検索]-[対応する括弧]でカーソル上の括弧{,},  (,),  [,],  \{,\},  \(,\),  \[,\],  $,$ に対応する括弧をハイライト表示します。カーソル位置は動かないようにしました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[TeX 環境]で、TeX コマンドに6種類の色付けと太字、斜体、下線を設定できるようにしました。$$, \(\), \[\], &, \\ および対応する括弧の色も設定できるようにしました。対応する括弧については背景色も設定できるようにしました。
  • [オプション]-[エディタ設定]-[コメント]でコメントについて太字、斜体、下線を設定できるようにしました。
  • [ファイル]に[ファイル履歴の削除]を追加しました。ファイルの履歴の数も30個に増やしました。
  • ファイル履歴からファイルを開いた場合には、自動的にカーソルが前回ファイルを保存したとき(修正したファイルをコンパイルしたときなどを含む)のカーソル位置に移動するようにしました。旧バージョンのファイル履歴がある場合は、いったん履歴をすべて削除してください。
  • [ファイル]-[コンパイル・PDF プレビュー]では最初の1回だけ PDF 用紙サイズの設定画面が現れるようにしました。
  • 画面分割(上下)をサポートしました。
  • 他のアプリ(複数の EasyTeX を開いたときも含めて)からのテキストデータの OLE ドラッグ・ドロップができなくなりました。コピー・ペーストを使ってください。

バージョン3.242以前からバージョン3.24における変更点には次のようなものがあります。

  • IME, ATOK による再変換ができるようにしました。
  • エラー検索を改善しました。
  • ワードラップ時のコメント設定/解除の不具合を修正しました。
  • TeX 環境設定で手動設定をより使いやすい形で復活させました。
  • Version 3.183 で新しく epLaTeX などを選択できるようにしたときに生じた,Ini ファイルに書き込めないという TeX環境設定の不具合を修正しました。
  • コメント/コメント解除で余計な改行が挿入される不具合を修正しました。
  • コンパイルに続けてプレビューできるメニューを追加しました。PDF, PS ファイルについても同様。より使いやすくしました。
  • Adobe Reader X に対応しました。現在,Foxit J-Reader 4.2、PDF-XChange Viewer 2.5、Sumatra PDF 1.6に対応しています。これ以外でも使える可能性もあります。
  • コンパイラーとしてあべのり氏作成の LaTeXCompile を選択することによって、必要な回数だけ自動的にコンパイルするようにしました。LaTeXCompile は あべのりさんのページ にあります。LaTeXCompile を使えば,BibTeX も簡単に使えます。詳しくは 夢民さんのブログ Easy TeX で bibTeX をつかうをご覧になってください。
  • TeX 命令(\で始まるもの)の色を設定できるようにしました。
  • エディタ設定のキー割り当てを改良して、カスタマイズできる機能を増やしました。
  • 対応する括弧を検索する機能を追加しました。
  • SyncTeX に対応しました。SumatraPDF と EasyTeX の間で相互ジャンプができるようになり、DVI 作成と同様に PDF 作成が快適にできるようになりました。

EasyTeX には細かな点で不具合がいろいろあるかもしれません。不具合を発見された方は

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までメールいただければ幸いです。能力と時間の許す範囲で対応させていただきます。使用した感想等も歓迎いたします。

EasyTeX 不具合の報告

  • Version 3.235~3.411 で言語を英語に設定したとき,pdfファイルを作成する際にpdflatexが正しく呼び出されないという不具合がありました。これは Version 3.412 で修正しました。
  • Version 3.32~3.411 でインデックスを挿入するとき、「\textbf{$\mathfrak{p}$進付値}」などにインデックスを付けようとすると正しく「\index{@$\mathfrak{p}$進付値}」が挿入されないという不具合がありました。これは Version 3.412 で修正しました。
  • Version 3.40、3.401 でTabキーで作った余白を含む行のTabよりも右側の部分で Delete キーを使用するとキャレットのある文字でなく別の箇所の文字が削除されるという不具合が再発していました。これは Version 3.41 で修正しました。
  • Version 3.30~3.322 でのワードラップ時の二重表示の不具合は、Version 3.40 で修正しました。
  • Version 3.30~3.322 ではShift Jis以外のファイルのラベルを参照をしたとき、ラベル内容参照画面が文字化けすることがあるという不具合がありましたが、これはVersion 3.40 で修正しました。
  • Version 3.31~3.32 でIME On/Off自動制御を使用していると、検索、置換、ファイルを開くなどで、\や$を入力すると編集中のテキストに\や$が挿入されてしまうという不具合がありました。これは Version 3.321 で修正しました。
  • Version 3.30~3.315 でTabキーで作った余白を含む行のTabよりも右側の部分で Delete キーを使用するとキャレットのある文字でなく別の箇所の文字が削除されるという不具合がありました。これは Version 3.316 で修正しました。
  • フォルダ名やファイル名に漢字を用いたときに(例えば、c:\図形の計量.tex)、DVIOUTからeasytexにジャンプしようとすると同名の新規ファイルを作ってしまうことがあるという重大な不具合がありました。親ファイルを指定しないで編集中のファイルをコンパイルしてdviファイルを表示している場合には修正しました。
  • [オプション]-[TeX環境設定]-[TeXOption]で SyncTeX にチェックしていない場合、ツールバーから pdfファイル表示 を実行しても PDF ファイルが表示されない不具合がありました。これは Version 3.312 で修正しました。
  • 画面分割時に上の画面から pdfファイル表示 を実行したときに、下の画面のカーソル位置に対応する PDF ファイルの箇所を表示してしまうという不具合がありました。これは Version 3.312 で修正しました。
  • Version 3.30~3.31 で [TeX テキスト]-[相互参照] でラベル名を「ソートする」をチェックしたとき、ラベル名のリストボックスにフォーカスが移っていない不具合がありました。これは Version 3.311 で修正しました。
  • Version 3.30~3.31 で検索、置換のオプションで「空白・改行を無視する」がデフォルトでチェックされていましたが、Version 3.311 からデフォルトではこのチェックをオフにしました。検索する文字列によってはこのオプションが設定されていると検索が著しく遅くなる場合があります。
  • Version 3.30~3.31 でエラーなくコンパイルできたときでもエラーメッセージが表示されることがありました。これはVersion 3.311 で修正しました。ワードラップ時の二重表示についての不具合は修正できていません。
  • Version 3.30~3.304 でワードラップをチェックしたとき、改行マークが次の行に表示され、ワードラップされた部分の表示が二重になって折り返される前に表示されるという不具合があります。Version 3.305 において、改行マークについての不具合は修正しましたが、二重表示についての不具合は修正できていません。
  • Version 3.303 で画面分割を上の画面から解除したとき、カーソルが消えてしまう不具合がありました。これはVersion 3.304 で修正しました。
  • Version 3.302 で置換において置き換え動作の確認をチェックしてすべて置換したときに、置換をしても「0個の置換を行いました」と表示されてしまう不具合がありました。これは Version 3.303 で修正しました。
  • Version 3.30 で全角と半角の混在した文字列を IME で漢字入力したとき、半角の部分が後ろに重複して入力されてしまう不具合がありました。これは Version 3.302 で修正しました。
  • Version 3.20 で PDF Reader を設定しないで PDF ファイルを開こうとするとハングアップする不具合がありました。 これは Version 3.201 で修正しました。
  • Version 3.20 (3.201でも)では、PDF Reader を Adobe Reader 以外に、FoxitReader 2.3、PDF-XChange Viewer 2.0、クセロReader ZERO 2.0 に対応しましたが、TeX ファイルが C:\My Documents\sample.tex のようにフォルダー名にスペースがある場合は、Foxit, Xelo, PDF-Xchange Viewer では PDF ファイルを開けないという不具合がありました。これは Version 3.202 で修正しました。
  • [ファイル]-[DVI->PS変換2] が機能していませんでした。Version 3.202 ではこれを削除し、新たに[ファイル]-[DVI->PDF変換2] を追加しました。これは、prosper 用でしおりの文字化けを修正した PDF ファイルを作成し表示すします。Ghostscript のパス(例えば,c:\gs\gs8.63\bin;c:\gs\gs8.63\lib)を Windows XP のシステム環境変数の Path に設定する必要があります。
  • EasyTeX の Version 3.204 で PDF を開こうとするとリーダーが起動して"ファイルを開く"のダイアログが出てしまい、PDF が読み込めないという場合には、[オプション]-[TeX 環境設定]の PS/PDF のタブで PDF Reader を開くタイミングがいくつになっているか確認してください。この値が小さいと PDF ファイルをうまく開けないので、この値を 100単位ずつ 400から 1000 くらいまで変えて試してうまくいく値に設定してください。
  • Version 3.232 において、DVI ファイルを開くと EasyTeX の編集画面がずれてしまうという不具合を修正しました。
  • Windows 7, Vista で ATOK2011 を導入すると,EasyTeX でカーソルが消えてしまいます。2011.03.03付けの ATOK 2011 for Windows アップデートモジュールを適用することによって回避できます。詳しくはATOK 2011 for Windows アップデートモジュールをご覧ください。
  • Version 3.233 では、Version 3.221 から 3.232 において、検索、置換において検索、置換文字列が正常に入力できない不具合を修正しました。
  • Version 3.240 では、Version 3.235 以前において、コンパイルエラーがないときに、「”は整数ではありません」というエラーメッセージが表示されてしまう不具合を修正しました。

TeXと関連ソフトの入手先

Windows Xp/Vista/7/8/10 上で TeX を使用するためには、TeX の本体とプレビューアが必要です。TeX の本体としては,角藤さんのバイナリ配布をお勧めします。 角藤さんのページから入手できます。プレビューアとしては、 dviout for Windows をお勧めします。dviout for Windows は,大島さんのページから入手できます。 EasyTeX をインストールする前に、TeX の本体 W32TeX、プレビューア dviout for Windows、Ghostscript、GSView をインストールしてください。これらは、あべのり[阿部紀行]さんによって開発された 「TeX インストーラ 3」 を使えば、まとめて簡単にダウンロードからインストールまでできます。TeX と関連ソフトについては、TeX Wiki に詳しく載っています。