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スタッフ紹介
内田 一成
教授・博士(心身障害学)

資格:臨床心理士、専門行動療法士
科目:
臨床心理学特論T、発達臨床心理学特論ほか
専門分野:
教育臨床心理学、福祉臨床心理学、行動論的心理療法

[研究テーマ]
 幼児・児童・生徒の心理(精神)障害の査定方法の開発研究,心理(精神)障害の成立メカニズムの解明とそのメカニズムに即した心理療法技法(主に認知行動療法,行動療法,応用行動分析)の開発研究,並びに組織的心理臨床アプローチの開発研究。
[主要業績]
監 訳 第14版 ヒルガードの心理学(ブレーン出版、2005)
単 著 広汎性発達障害の症状形成メカニズムに関する比較研究(心理臨床学研究、23、108-117、2005)
単 著 知的障害者入所施設における応用行動分析の広範な使用:組織行動マネジメントについての臨床的研究(行動分析研究、19、124-136、2004)

加藤 哲文
教授・博士(教育学)

資格:臨床心理士、専門行動療法士
科目:
心理アセスメント演習U、応用行動分析学特論、発達障害学特論ほか
専門分野:
学校臨床心理学、特別支援教育、応用行動分析学

[研究テーマ]
 行動・情緒障害,発達障害のある児童・生徒への学校や家庭・地域社会での適応支援に関する臨床心理学的研究。特に,学習障害,ADHD,自閉症,不登校や社会的ひきこもり、選択性緘黙などのある児童生徒とその家族支援に関わる問題解決のために、応用行動分析や認知行動療法といった方法論や,学校・教員への行動コンサルテーションの方法論の開発研究を行っている。
[主要業績]
共 著 特別支援教育をどう進め、どう取り組むか (ぎょうせい、2005)
共編著 特別支援教育を支える行動コンサルテーション (学苑社、2004)
単 著 応用的研究と基礎的研究に架ける橋:障害者を対象とする応用行動分析の役割(行動科学、39、35-52、2000)

五十嵐 透子
教授・博士(心理学)

資格:臨床心理士
科目:
臨床心理面接特論、集団家族心理療法ほか
専門分野:
臨床心理学、健康心理学、比較文化心理学

[研究テーマ]
 practitioner & scientist のスタンスから,不安のさまざまな表現型をとる状態やOCDスペクトラムへの心理臨床実践と研究と、自己の成熟状態と謝罪や感謝、ユーモアなどの対人関係における言語的および非言語的コミュニケーションの研究を行っている。また,バイオ・サイコ・ソーシャルモデルを用いたヘルスサイコロジーの観点から,さまざまな組織(医療・保健福祉・教育・高齢者など)のヘルスプロモーションとリエゾン・コンサルテ−ション精神保健活動を進めている。

[主要業績]
単 著 ストッキングが主なフェティッシュ対象の男性とのサイコセラピー(心理臨床学研究、23、521-532、2005)
単 著 自分を見つめるカウンセリング・マインド:ヘルスケア・ワークの基本と展開(医歯薬出版、 2003)
単 著 入院中の患者の自殺を体験した看護師へのコンサルテーション(心理臨床学研究、21、471-483、2003)

宮下 敏恵
准教授・博士(人間科学)

資格:臨床心理士、学校心理士
科目:
臨床心理学特論U、心理アセスメント演習Tほか
専門分野:
学校臨床心理学、イメージ心理学、催眠

[研究テーマ]
 主として不登校の児童・生徒に対して、イメージや遊びという観点から実践を行っている。また「〜ない」、「〜しないといけない」という否定文の作用を通して、感情・感覚・行動の制御に関する研究を行っている。さらに最近は教員のメンタルヘルス、教員の指導態度向上についての研究を進めている。

[主要業績]
単 著 感情・感覚・行動に及ぼす否定形暗示文の作用過程(風間書房、2004)
共 著 否定形暗示文の行動への作用(心理学研究、72、102-119、2001)
共 著 軽催眠状態における感情・行動に及ぼす否定形暗示文の影響(心理学研究、68、457-464、1998)

佐藤 淳一
准教授・博士(文学)

資格:臨床心理士
科目:
学校臨床心理学特論、臨床心理基礎実習Tほか
専門分野:
臨床心理学、パーソナリティ心理学

[研究テーマ]
 これまで臨床活動については,公立中学校,神経内科・精神神経科クリニック,児童養護施設等において行ってきた。主として深層心理学の立場から関係性やイメージに注目している。研究活動については,Jungのタイプ論に関する研究やFreudの症例研究を引き続き行うとともに,共感性,親面接,遊戯療法,不登校,虐待などをキーワードに臨床実践から得られた課題について取り組んでいる。
[主要業績]
単 著 Jungの心理学的タイプ測定尺度の作成(心理学研究、76、203-210、2005)
単 著 Jungの心理学的タイプにおける質的検討の試み(心理臨床学研究、21、496-507、2003)
共 著 フロイトの症例「ねずみ男」に関する考察(T)-診療記録の翻訳の試みおよび公刊された論文との対比-(京都文教大学大学院臨床心理学研究科紀要/研究編、創刊号、117-130、2003)

井沢 功一朗
講師・修士(社会学)

資格:臨床心理士
科目:
臨床的パーソナリティ発達論、投映法特論ほか
専門分野:
パーソナリティ心理学、異常心理学

[研究テーマ]
 昨年までは境界性パーソナリティの諸問題について,主に生物学的・心理学的側面からの研究を行ってきた。今年度以降はパーソナリティ心理学領域での過去の様々な理論を見直すとともに、「パーソナリティをいかに測定するか」という基本的なテーマについて概念固めを行いたい。また、従来の「素因−ストレス・モデル」ではなく、対処行動の束としてのパーソナリティという最近の観点から、「経過的(transactional)モデル」に基づいた臨床的テーマへの応用研究も行っていきたいと考えている。
[主要業績]
共 訳 自傷行為とつらい感情に悩む人のために −BPDのためのセルフ・ヘルプマニュアル(誠信書房、2006)
単 著 ボーダーライン・スキーマ・質問紙(BSQ)の作成(心理臨床学研究、23、273−282、2005)
共 著 心のケア大事典(培風館、531-538、2005)
高橋 靖子
助教・修士(教育学)

資格:臨床心理士
科目:
カウンセリング基礎演習ほか
専門分野:発達臨床心理学、学校臨床心理学

[研究テーマ]
 成人アタッチメント(愛着)について、社会適応や養育スタイル、精神病理に及ぼす要因の一つとしてとらえ、乳児期から成人に至るまでどのように一貫性を持ち世代間伝達されるかどうか、面接による縦断調査や臨床事例より検討を行っている。また、児童生徒・学生相談における、教職員および外部機関(適応指導教室や医療機関等)との連携について、カウンセラーの立場から考察している。
[主要業績]
共 著 よくわかる精神保健 (ミネルヴァ書房 印刷中)    
共 著 Application of the Revised Infant Temperament Questionnaire for evaluating temperament in the Japanese infant(Psychiatry and Clinical Neurosciences、60、9-17、2006)
共 著 子どもの問題を抱える母親面接(精神科、5(2)、142-144、2004)
(2009年4月1日現在)