本コースでは、次のようなスケジュールで修士論文の作成を行います。
2年間の修士論文作成スケジュール
学年 | 月 | 修士論文発表・審査会など |
M1 | 4 | 指導教員決定 |
5 | ||
6 | ||
7 | 指導教員変更申請期間 | |
8 | ||
9 | ||
10 | ||
11 | 修士論文構想発表・審査会 | |
12 | ||
1 | ||
2 | 公開修士論文発表会出席(1〜2月初旬) | |
3 | ||
M2 | 4 | |
5 | ||
6 | 修士論文研究計画発表・審査会 | |
7 | ||
8 | ||
9 | ||
10 | 修士論文中間発表・審査会 | |
11 | ||
12 | ||
1 | 修士論文提出(1月10日) | |
2 | 公開修士論文発表会、審査会(1〜2月) | |
3 |
簡易型機能的アセスメントパッケージを利用した行動コンサルテーションが問題行動のある児童を担当する教師に及ぼす効果
大学生が捉える養育者のしつけが自尊心,不安,うつに及ぼす影響 −大学生の気質と反応スタイルからの検討−
高校生におけるコンパニオンアニマルとの関係性が及ぼす心理的効果
中学校教師特有のビリーフと精神的健康との関連 −教職経験年数に着目して−
コーピング柔軟性モデルについての臨床的研究 −促進要因としてのlearned
resourcefulnessの役割について−
青年の親に対する態度・行動からみた親子関係と友人関係の特徴 −親との親密・葛藤関係に着目して−
通常学級に在籍する軽度発達障害を持つ1児童に対するビデオ・セルフモデリングの臨床効果
小学校低学年の児童理解におけるバウムテストの有用性についての探索的研究 −描画特徴と学級満足度の関連−
ADHDを伴う青年の不安障害に対する認知行動療法の臨床効果
公立高校教師の完全主義傾向と職業ストレスおよび精神的健康との関連
通常学級における特別な教育的支援を要する児童に対する集団随伴生を用いた社会的スキル訓練の効果
「自動思考」が小学校高学年児童のいじめに与える影響
中学生における他者への愛着とレジリエンスについての臨床心理学的研究
軽度発達障害児が示す問題行動への機能的コミュニケーション訓練パッケージの効果−通常学級への般化を促進するシミュレーション訓練及び行動コンサルテーション−
軽度発達障害のある中学生の社会的スキル訓練の般化促進に及ぼすセルフ・マネージメント手続きの効果
ハーディネスが対人関係ストレスに対する認知的評価に与える影響の検討
高校生のドロップアウトの関連要因に関する基礎研究
高校生の対人関係に及ぼす集団主張訓練プログラムの臨床効果
修了生の主な進路(最近3年間)
修了生(臨床心理士資格取得者)からのメッセージ
野村 照幸 平成16年度修了
(独立行政法人国立病院機構さいがた病院心理療法士)
私は,本学大学院臨床心理学コースを修了後,臨床心理士資格を取得し,現在,病院の心理療法士として勤務しています。臨床心理学コースは一言で言えば“プロを養成するための大学院”です。他大学院の修了生と話していて,上越教育大学大学院は,@心理教育相談室,A各種カンファレンス,B複数の外部実習先と外部実習専門スーパービジョン,C指導体制の4点においてに非常に優れていることを実感します。当然ながら,研究も臨床家として重要な柱と考え,高いレベルの内容が求められます。当然の厳しさがある環境の中で,精神的にも肉体的にも大変ハードな2年間になると思いますが,基礎をしっかりと固めることができると思います。