上越教育大学大学院専門職学位課程発達支援教育実践研究コース 特別支援教育領域の概要を紹介します
本領域は、特別なニーズのある幼児・児童・生徒の個別のニーズに応じた適切な指導・支援を行うことのできる専門性の高い教員を養成することを目的としています。
このことに関して特に重視しているのは、以下の2つを両立させていくことです。
@ 教育現場において直接活かすことのできる実践的技能を身につける
A 専門的知識に関する講義と徹底した学校支援フィールドワークを通して、
実践を支える客観的視点を身につける
カリキュラムは、目的を果たすため、次の3つの柱で構成されています。
それぞれに対応した各種授業科目が用意されています。
柱 | 授業科目 |
@専門的知識の習得 | 各種専門講義 |
A教育現場の理解 | 「発達支援教育実践研究リフレクション」 「発達支援教育実践研究プレゼンテーション」等 |
B教育実践的臨床 | 「学校支援フィールドワーク」「教育実習」等 |
*シラバスはここから検索できます
本領域には、学部を卒業して進学した院生のみでなく、自治体から派遣された現役の教員(現職教員)が多数在籍しています。現場での教育経験のない学生にとって、現職教員との交流を通して学ぶことも、貴重な財産となっているようです。
本領域のカリキュラムは、種々の専門性を有する教員によって支えられています。
特別支援教育の対象となる多様な児童生徒に関する実践及び研究課題に取り組む院生の学びを手厚くサポートします。
・知的障害 ・肢体不自由 ・病弱 ・視覚障害 ・聴覚障害
・言語障害 ・情緒障害 ・重複障害 ・発達障害
本領域では、視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱の所要資格を得ることができます。
*取得要件は免許の種類及び領域によって異なります。
特別支援学校の免許状を取得するための基礎免許状(幼・小・中・高)を所有していない場合は、教育職員免許プログラムを受講することにより、特別支援学校の免許状と併せて基礎免許状を取得することが可能です。