
取組実績と課題
2.単元の流れ(9時間分)
時 | 問題(学習素材) | 学習活動及び押さえるべき内容 |
1 | 【準備課題】
【本課題】
【発展課題】
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生徒が持つ既有の確率の知識により、数学的確率の求め方を定義する。
【実験1−1】
【実験1−2】
【すべての場合の数】【樹形図の書き方】
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2 | 【前時の確認】
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確率の求め方を再確認しながら、1つのさいころやトランプでのいろいろな確率を求める。 |
【本課題】
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*樹形図を用いて表し、起こるすべての場合を数える。
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3 | 【練習問題】 問題1 |
*樹形図または表を用いて、起こりうるすべての場合を求めて確率を求める。 [1]出る目の和が8になる確率 [2]出る目の和が10以上になる確率 [3]確率が最も高くなるのは、出る目の和がいくつのときか。 |
4 | 問題2 2人の係を選ぶ問題 5人の班でくじ引きで2人の係を決めるとき、1番と2番の人が係になる確率を求めよう。 |
*組み合わせを意識せずに、樹形図ですべての場合を表して確率を求める。 |
問題3 2つの役職を選ぶ問題 5人の班でくじ引きで班長と副班長を決めるとき、1番の人が班長で、2番の人が副班長になる確率を求めよ。 |
【順列と組み合わせ】
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5〜6 | 【赤青カードゲームのルール】
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ゲームの内容を理解し、子が勝つ確率を予想する。
【実験2−2】
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【練習問題】
【発展課題】
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*生徒との相互作用で標本空間のアイディアを導入して、確率を見直す。 | |
7 | 【練習問題】 問題4 |
*「同様に確からしい」ことの再確認をする。 |
問題5 コインの問題 (1)2枚のコインを同時に投げる。 (2)コインを1枚投げる。それを拾っても (3)3枚のコインを同時に投げる。 |
*樹形図を書き、(1)〜(3)の場合について確率を求め、(1)と(2)に違いがないことを確認する。 [1]1枚が表、1枚が裏の出る確率 [2]2枚とも表が出る確率。 [3]2枚とも裏が出る確率。 |
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8 | 問題6 くじ引きの問題 当たりくじが2本、はずれくじが3本入っているくじをAが先に引き、Bが次に引きます。引いたくじはもどさないものとして次の確率を求めなさい。 |
*くじに番号を付けて表し、標本空間の意味とその「よさ」を意識させる。 [1]Aが当たる確率 [2]Bが当たる確率 [3]A、Bともに当たる確率 [4]Aが当たってBがはずれる確率 [5]AがはずれてBが当たる確率 |
9 | 問題7 カードの問題 (1)1から5までの数字を書いたカードがそれぞれ1枚ずつあります。この中から何枚か選んで並べる。 (2)1が書かれたカードが1枚、2が書かれたカードが2枚、3が書かれたカードが3枚あります。この中から何枚か選んで並べる。 |
*樹形図を書き、いろいろな確率を求める。 [1]2枚選んで2桁の整数をつくるとき、偶数になる確率。 [2]2枚選んで2桁の整数をつくるとき、奇数になる確率。 [3]3枚選んで3桁の整数をつくるとき、345(300)よりも大きくなる確率。 |
課題8 じゃんけんの問題 (1)3人で1回だけじゃんけんをする。 (2)4人で1回だけじゃんけんをする。 |
[1]3(4)人のグー、チョキ、パーの出し方は全部で何通りありますか。 [2]3(4)人があいこ(引き分け)になる確率を求めなさい。 [3]Bが1人だけ勝つ確率を求めなさい。 |
