平成19年4月段階で、上越市教育委員会が各市立小中学校に提出を求めた、「夢づくり学校提案活動支援事業」の提案書をもとに、大学院との連携が意味を持つであろうと考えられる学校を、上越市教育委員会の担当者と大学側担当者で選定した。GPの採択があった場合を想定し、5月に選定を行い、活動できる準備を整えた。
選定された小中学校等は以下のとおりである。
01 上越市教育委員会 02 大和小学校 03 春日小学校 04 上雲寺小学校 05 大町小学校 06 高士小学校 07 古城小学校 08 春日新田小学校 09 国府小学校 10 高田西小学校 11 中保倉小学校 12 上下浜小学校 13 大潟町小学校 |
14 大瀁(おおぶけ)小学校 15 清里小学校 16 里公小学校 17 美守(ひだもり)小学校 18 直江津中学校 19 直江津東中学校 20 春日中学校 21 潮陵中学校 22 大島中学校 23 柿崎中学校 24 大潟町中学校 25 名立中学校 |
この選定は、事業開始に先立って行われたため、GPの学校支援プロジェクト実施特別委員会の編成に先行した。教職大学院の専任教員就任予定教員及び参加可能な教員が対応し、それぞれ、学校側の要請に応じて、修士課程の学生などの参加を得ながら支援チームを編成した。
平成19年12月の教職大学院設置認可を受け、GPの活動範囲も、教職大学院のカリキュラムとしての学校支援プロジェクトに合わせ、上越市・妙高市・国立妙高青少年自然の家・附属小中学校に拡大した。各学校のグランドデザインや、研究テーマ等が確定する4月に、大学の教育実習委員会学校支援プロジェクト専門部会と連動しながら、両市教育委員会、校長会とも連携して選定した。大学の学校教育実践研究センターの教職大学院担当として採用した校長経験者の特任教授2名が連絡調整に主としてあたった。
選定された学校は以下のとおりである。
上越市 01 国府小学校 |
妙高市 12 新井中央小学校 |
選定時には、アドバイザーとなる専任教員の専門性を考慮し、各学校の連携可能なテーマとの整合性を図ることとした。十分な判断ができたとはいえない面もあるが、学校支援プロジェクトのイメージが共有されていない状況もあったため、本実施初年度としては、マッチングは図られたと考える。選定は5月初旬に完了した。
学生は、自分が興味を持っているテーマによってアドバイザーを選び、チームを編成した。そのチームに見合う形で連携協力校を割り振った。