教員プロフィール

専門分野
教育社会学
研究の内容
矛盾に満ちた現実を,その複雑さを損ねることなく,しかし,できるだけ単純に理解したい。そうした矛盾に満ちたしたスタンスで研究に取り組んでいます。これまでに取り組んできた研究テーマは,ジェンダー・セクシュアリティ,学校から職業への移行,教育改革,学力問題など多岐にわたります。いずれも調査にもとづく経験的研究ですが,量的方法と質的方法のどちらか一方にこだわることなく,必要に応じて使い分けています。最近は,イギリス・ドイツの研究者たちとの共同研究に加わる機会を得て,低学歴の若者たちの就労に関する国際比較研究などにも取り組んでいます。
担当授業科目
【大学院】
- 排除と包摂の教育社会論
- 教育とジェンダー特論
- 教育研究における質的研究方法論
- 社会の変化に応じる教員の役割
- 現代教育課題研究リフレクション I, II(発達と教育連携)
- 現代教育課題研究プレゼンテーション I, II(発達と教育連携)
- 教育経営総合演習 I, II
- 学校支援フィールドワーク I, II(ストレート)
- 学校支援フィールドワーク I, II(現職)
- 学校支援フィールドワーク I, II(特別)
- 学校支援フィールドワーク (特別:教育経営)
【学部】
- 教育社会学
- 教育連携セミナー I, II
- 実践セミナー「発達と教育連携」
論文・著書
- 2014(共編著),『現代高校生の学習と進路』,学事出版
- 2013(共編著),『「復興」と学校 被災地のエスノグラフィー』,岩波書店
- 2011(共編著),『教育改革の社会学 犬山市の挑戦を検証する』,岩波書店
- 2004(分担執筆),『学力の社会学 調査が示す学力の変化と学習の課題』,岩波書店
- 1997(共著),「「ジェンダーと教育」研究の動向と課題」(『教育社会学研究』第60集)
…… etc.