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第18回(令和7年度)辰野千壽教育賞の選考結果

第18回(令和7年度)辰野千壽教育賞選考結果

選考結果
最優秀賞

 該当者なし

優秀賞
氏 名 所属・職名等 主題及び副題
山本 靖 新潟県立新潟東
高等学校
非常勤講師
地理情報科学のWell-beingへの貢献
―生徒エージェンシーの涵養をもとに―
奨励賞
氏 名 所属・職名等 主題及び副題
窪田 悠 東京学芸大学附属国際
中等教育学校
教諭
探究的な学びを促す理科の単元展開
~カリキュラムマネジメントと国際バカロレアの視点から~
応募状況
  • 応募者数
     21人
  • 所属機関別の応募者数
     小学校    12人
     中学校    2人
     高等学校   3人
     中高一貫校  3人
     特別支援学校 1人
講評

辰野千壽教育賞選考会議議長 講評PDFファイル[153KB]このリンクは別ウィンドウで開きますPDFファイル[153KB]このリンクは別ウィンドウで開きます

辰野千壽教育賞実行委員長 全体講評PDFファイル[138KB]このリンクは別ウィンドウで開きますPDFファイル[138KB]このリンクは別ウィンドウで開きます

受賞者の声
優秀賞受賞:山本 靖 様

この度は大変栄誉有る賞を賜りまして誠にありがとうございました。
 林学長様はじめ、審査にあたられた先生方・職員の方々に心より御礼申し上げます。前回の受賞から14年が経過し、教育環境は新学習指導要領とコロナ禍により一変し、特にICTの普及が進みました。しかし、地理教育はGISの活用が学習指導要領に何度も謳われているにも関わらず、未だ十分に普及しておりません。生徒の空間的思考力やエージェンシーの向上には地理情報科学が有効です。データサイエンスの授業も始まりましたが、地理空間データサイエンスこそが地域の課題を可視化し、解決へと繋げることができます。
 後継者が大きな課題ですので若い先生方が一歩踏み出し、生徒とともに社会の持続可能なウェルビーイングの実現に向けて地理情報科学を実践してほしいと思います。
 今後は引き続き地理情報科学の普及に尽力し、GeoAIにも挑戦したいと思っております。最後に上越教育大学の益々のご発展、新潟県の教育振興をお祈り申し上げご挨拶とさせていただきます。

奨励賞受賞:窪田 悠 様

この度は第18回辰野千壽教育賞奨励賞を賜り、身に余る光栄に存じます。
 現任校と前任校であるさいたま市立大宮国際中等教育学校は、いずれも国際バカロレア機構から認定された、IB World Schoolです。両校は公立学校でありながらも、中学生段階からMYP(Middle Years Program)という、国際的に評価の高いプログラムと日本の学習指導要領をかけ合わせた授業を日々行っています。本研究はMYPでの指導手法に独自のエッセンスを加え、さらに外部研修や他校視察で学んだカリキュラムマネジメントの手法を取り入れてきました。今回の受賞に慢心することなく、両校に共通した教育目標である「世界で活躍する生徒」の育成に向けて、研修や授業研究に精進していきたいと思っています。
 最後に本選考に関わってくださった皆様をはじめ、日頃お世話になっている教職員の先生方、そして生徒たちや保護者の皆様に対して改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

辰野千壽教育賞の授与

9月26日(金)に第18回辰野千壽教育賞の授与式を開催し、本学の林学長が、優秀賞を受賞された山本靖氏、奨励賞を受賞された窪田悠氏に、その栄誉を讃え、賞状を授与するとともに副賞を贈呈しました。
 授与式には、辰野千壽教育賞選考会議に学外有識者として参画いただいた学習院大学教授の梅野正信様(選考会議議長)、新潟日報社上越支社長の阿曽晋様、富山大学准教授の尾矢貞雄様にも御出席いただきました。

前列左から阿曽晋様、梅野正信様、窪田悠様、山本靖様、林学長、渡部理事、尾矢貞雄様
後列左から清水教授、松﨑理事、志村副学長、古閑教授、岩﨑教授


このページは上越教育大学/総務課が管理しています。(最終更新:2025年10月17日)

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