掲載している学年は平成29年度のものです。
現職院生
新潟県公立学校教諭
新潟県の現職院生として上越教育大学教職大学院に入学して1年が経とうとしています。
大学院生活を送る中で,「現場に戻りたい」と感じることが何度もありました。それは,大学院生活が大変だから,ということではありません。日々の講義やゼミで得ることができた知見が実に多く,それを「早く試してみたい」という気持ちからです。
再び現場に身を置くことで,新しい視点で子どもたち,授業,そして学校というものを捉え,「以前よりも質の高い実践をしていく」という希望を胸に抱いています。
教職大学院のコンセプトは,「即応力」「臨床力」「協働力」です。それらを重視したカリキュラムは,理論ばかりでも,実践ばかりでもなく,理論と実践の往還を期したものと言えます。そこには,常に現場をイメージしながら自らの実践を振り返り,さらなる実践につなげるための学びがあります。
研究を進めていく過程で,ときには迷うこともありますが,そういったときには,アドバイザーである先生方が的確な助言をくださったり,院生の仲間との交流を通して考えを広げたりすることができます。そういった恵まれた環境で学べることに感謝しつつ,今後も現場に立っている自分をイメージしながら研究に取り組みたいと思っています。
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