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2011年09月06日
9月3日(土),被災地ボランティア日帰りバスツアーの第2回目が,学生33名,教職員10名,一般参加者12名の合計55名が参加して実施されました。
前回と同様に,宮城県菅生PAで朝食を兼ねた休憩をとり,8時頃受入先である仙台市若林区のReRoots(リルーツ)ボランティアハウスに到着しました。台風12号の影響による雨が心配されましたが,天候は曇りで予定どおり作業を行うこととなり,名取川沿いの畑までバスで移動しました。
今回の作業は,津波で堤防の役割をした仙台東部有料道路脇にある畑のガレキやゴミの撤去作業です。辺り一面に雑草が生い茂る中,4枚だけ手入れされた畑がありました。2班に分かれて2枚の畑に入り1cm程度の小さなゴミまで注意深く拾い集めました。
午後には小雨が降ってくることもあり,作業を急ぎます。予定の作業を終え,ReRoots(リルーツ)のスタッフから,震災直後の様子や農地復興にかける取組などを伺いました。この畑は,農地復興のモデルとして取り組んでいるもので,農地の復興はまだまだ先が長く,ボランティアを継続して求めているとのことです。
最後に,津波で被災した荒浜地区を視察しました。被災地の現状を自分の目で見て,聞いて,感じたことを伝えることが,私たちにできる支援でもあります。
ReRoots(リルーツ)の皆様には,受入の準備から当日の作業まで大変お世話になり,ありがとうございました。
今回のツアーを通して,参加した一人ひとりが,多くのことを感じることができたと思います。
また,8月20日と9月3日の2回にわたり,本ツアーを企画いただきましたJTB関東法人営業上越支店の皆様にも感謝申し上げます。
なお,ReRoots(リルーツ)では,毎日の活動をブログに掲載していますので,被災地支援にお役立ていただければ幸いです。
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