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第4回被災地ボランティア日帰りバスツアー(8月18日出発)の様子を掲載しました。

2012年08月30日

第4回被災地ボランティア日帰りバスツアー(8月18日出発)

8月18日(土)午前0時,上越教育大学を出発したバスは,午前5時30分頃,福島県国見サービスエリアに到着,朝食・休憩を取って時間調整を行い,午前8時前,仙台駅前でボランティアコーディネーターの方と合流しました。

今回は作業活動の前に,甚大な津波被害を受けた仙台市若林区荒浜地区を視察しました。前回までと同じ地区でしたが,コーディネーターの方から被害の実態とともに最近の様子などの説明を受けながら,新たに墓地なども視察することができました。改めて津波の凄まじさを実感すると共に,復興の道の険しさを感じました。

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視察を終え,作業を行う若林区の農地に入りましたが,曇天で適度な風もあり,土地所有者の方や社会福祉協議会の方の配慮ある指示に従って作業を進めることができました。

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今回も農地のガレキや石,ゴミの撤去作業を行いました。男性を中心としたグループは,すでに大きなガレキやゴミを拾い集めた農地をもう一度スコップで掘り起こし,さらに地中のガレキやゴミを取り除くという作業を行いました。女性を中心としたグループは,津波で被害を受けたまま手つかずになっている農地の表面近くの土から大きな石やガラス片,ビニールなどを拾い集める作業を行いました。

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午後は,進捗状況を見ながら多少の作業内容の入れ替えを行いましたが,今回は作業後の土地の一部にそばの種を植え付けることができました。収穫のためというより,こうして作物を育てることで塩害の土地の再生化を促すのだそうです。隣の畑には2週間前に植えたそばが芽を出していましたが,荒涼とした土地の中にわずかでも緑が育っていく風景に大きな喜びを感じました。

昼の前後には日差しが当たることもあり,とたんに暑さが増しましたが,今年は例年に比べて気温が高く,また天候が不安定で突然雨が降ってくるようなことが多いとのことでした。

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午後3時,一日の作業を終え,農地の持ち主の方に感謝の言葉をいただきました。柔らかい物腰のなかに「農地を復興させたい」という強い意志を感じたことが印象的でした。

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ご協力いただきましたボランティアコーディネーター及び仙台市社会福祉協議会の皆様,またJTB関東法人営業上越支店様には大変お世話になり,心より感謝申し上げます。


このページは上越教育大学/学校実習推進室が管理しています。(最終更新:2019年03月14日)

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