ホーム > 大学紹介 > キャンパスガイド > 学校ボランティア支援室 > 第6回被災地ボランティア日帰りバスツアー(8月31日出発)の様子を掲載しました。
2013年09月12日
8月31日(土)午前0時,上越教育大学を出発したバスは,午前5時30分頃,宮城県菅生パーキングエリアに到着,朝食・休憩を取って,現地視察を行う石巻市に向かいました。
今回の視察では,全校児童108人のうち74人と,教職員10名が死亡・行方不明となった,石巻市立大川小学校を視察しました。震災から2年半が経過しようとしていますが,津波の被害を受けたままになっている校舎の様子に声も出ない衝撃があり,教員を志す学生として,緊急時の対応や教師の責任の重大さについて,深く考えさせられる視察となりました。
今回のボランティア作業をコーディネートしていただいた仙台市若林区のReRoots(リルーツ)代表の広瀬さんから,これまでの取り組みと今回の作業内容について説明を受け,作業場所に移動します。
ReRootsでは,年内のうちに復旧活動を収束させ,復興活動へ移行するとのことで,途中,稲や野菜,花などが見られ,復興が進んでいることを実感することができました。
台風の影響が心配されましたが,天候に恵まれ,まずまずのコンディションの中で作業を進めることができました。
今回の作業では,宅地跡に畑を作るため,石やガレキの撤去作業を行いました。まずは大きな草を手で抜いて取り除き,スコップで土を掘り起こし,取り除いた石やガレキは,分別して土のう袋に入れました。
小さな石が多く作業は難航しました。時間が限られているため,進捗状況を見てローテーションを行うことで,多くの石やガレキは取り除くことができました。
午後3時,時間の関係で一部やり残した部分がありましたが,作業を終了しました。
これまでのボランティアツアーで視察を重ねてきた荒浜地区を視察した後,帰路につきました。
ReRootsの皆様には,受け入れの準備から当日の作業まで大変お世話になりました。ありがとうございました。また,本ツアーを共同で企画していただきましたJTB関東法人営業上越支店の皆様にも感謝申し上げます。
このページは上越教育大学/学校実習推進室が管理しています。(最終更新:2019年03月14日)
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